今春も更新・発表の時季になりましたので、
まずは1月1日~3月31日に抹消された馬たちを抹消日順に掲げておきます。
掲載基準は2011年10月20日の項を参照ください。
1月20日・ヴィッテルスバッハ(高知/中央16戦3勝/地方7戦0勝/19年NZT・GII3着)
1月24日・スウィープザボード(大井/中央13戦2勝/地方0戦0勝/21年レパードS・GIII2着)
1月27日・ジョルジュサンク(高知/中央36戦4勝/地方21戦12勝/16年すみれS)
2月3日・シンキングダンサー(高知/中央45戦5勝/地方3戦0勝/17年東京ジャンプS・GIII)
2月18日・グレイトパール(佐賀/中央12戦7勝/地方35戦10勝/17年平安S・GIII、18年アンタレスS・GIIIほか重賞6勝)
3月3日・グリム(高知/中央17戦8勝/地方3戦3勝/19年名古屋大賞典・JpnII)
3月3日・サルサディオーネ(大井/中央25戦4勝/地方30戦9勝/17年レパードS・GIII2着、22年さきたま杯・JpnIIIほか重賞7勝)
3月10日・ゲンパチフォルツァ(大井/中央14戦3勝/地方2戦0勝/21年青竜S)
3月10日・トミケンスラーヴァ(高知/中央44戦5勝/地方47戦5勝/18年万葉S)
3月20日・ランスオブプラーナ(船橋/中央28戦3勝/地方10戦0勝/19年毎日杯・GIII)
3月21日・ハクサンルドルフ(金沢/中央29戦5勝/地方55戦5勝/18年エプソムC・GIII2着)
3月22日・ルールソヴァール(北海道/中央27戦7勝/地方13戦5勝/18年佐賀記念・JpnIII、20・22年旭岳賞)
この3カ月で抹消された馬は11頭でした。
特筆すべきは22年さきたま杯はじめ20年マリーンC・JpnIII、クイーン賞・JpnIII
21年スパーキングレディーC・JpnIII、NTV盃・JpnIIなど交流重賞5勝含む
重賞8勝したサルサディオーネは地方移籍後のほうが活躍がめざましく
引退式を行って北海道で繁殖にあがりました。
他にはルールソヴァールが北海道の岡田スタッドで余生を過ごすことになったと
掲示板に書かれてましたが、これ以外の6頭は現時点で所在が確認できませんでした。
知っている方がいれば報告いただけると幸いです。
また、年2回引き続き1年以上地方競馬の競走に出走しなかった場合、
馬主や厩舎からの届出がなければ、自動的に登録を抹消する制度にともない、
4月1日付で下記の3頭が抹消されました。
ディープダイバー(浦和/中央21戦3勝/地方5戦0勝/19年橘S)
トイガー(兵庫/中央15戦3勝/地方8戦0勝/19年レパードS・GIII3着)
ニットウスバル(北海道/中央35戦6勝/地方9戦2勝/17年オータムリーフS)
競走馬である以上、どうしても悲しい別れはつきもので、
このうちニットウスバルは最後の競走となった2021年8月12日の門別・エトワール賞で競走中止。
右前脚非開放性骨折のため予後不良となりました。
すでに1年半以上経過してますが、ここまで抹消されなかったようです。
ディープダイバーは北海道の軽種馬育成調教センター入厩との書き込みがありましたが、
トイガーは現時点で所在が確認できませんでした。
残念ながら今回も抹消馬の写真はありません。本当最近は競馬場すら脚を運べていないのです。
すべての競走馬のその後を追跡することは到底不可能でありますが、
ここで発表することによって
一人でも多くの方が元中央オープン馬という看板馬に関心をもち、
1頭でも多く、その後が確認できれば、元競馬マスコミとしてこの上ない喜びです。
それではまた本年10月1日付の抹消の情報でお会いしましょう!