地方へ流れた元中央オープン馬抹消情報(2019年秋編)

10月中はバタバタしていてなかなかこの情報をUPできませんでしたが
地全協から10月1日付で抹消された地方へ流れた元中央オープン馬のデータを更新しました。


まずは4月2日〜9月30日に抹消された馬たちを抹消日順に掲げておきます。
掲載基準は地方へ流れた元中央オープン馬抹消情報(2011年秋編) - shugoroのブログを参照ください。

 

4月20日ランウェイワルツ(岩手/中央24戦4勝/地方5戦0勝/15年福島民友C)
5月6日・ゴットフリート(岩手/中央23戦3勝/地方41戦5勝/13年共同通信杯GIII2着)
5月7日・ストロングサウザー笠松/中央35戦8勝/地方3戦1勝/16年マーキュリーC・JpnIII
5月12日・タイセイファントム(岩手/中央62戦6勝/地方15戦5勝/14年千葉Sほか地方重賞2勝)
5月24日・イブキ笠松/中央6戦2勝/地方5戦1勝/16年新潟2歳S・GIII3着)
5月27日・アクティブミノル船橋/中央32戦3勝/地方3戦0勝/15年セントウルS・GII)
5月29日・セイクレットレーヴ(高知/中央41戦2勝/地方19戦4勝/12年ニュージーランドT・GII2着)
6月4日・オメガヴェンデッタ(大井/中央28戦5勝/地方6戦0勝/16年阪急杯GIII2着)
6月13日・エイシンスパルタン(兵庫/中央15戦6勝/地方5戦3勝/16年春雷S、18年金沢SC)
7月15日・ガリバルディ(岩手/中央30戦6勝/地方3戦0勝/16年中京記念GIII
7月19日・サトノプリンシパル(北海道/中央32戦5勝/地方17戦3勝/14年オータムリーフS)
7月26日・バスタータイプ(北海道/中央16戦5勝/地方5戦0勝/16年総武S)
8月5日・レッドソロモン船橋/中央26戦5勝/地方5戦0勝/16年アンドロメダS)
9月12日・ゴールデンバローズ(北海道/中央20戦6勝/地方6戦1勝/15年ヒヤシンスS)
9月16日・ワキノヒビキ(兵庫/中央31戦3勝/地方2戦0勝/14年ダリア賞
9月27日・ヒルノデイバロー笠松/中央35戦4勝/地方1戦0勝/18年函館SSGIII2着)
9月29日・コウエイエンブレム(佐賀/中央28戦6勝/地方6戦3勝/17年天王山S)

9月29日・シゲルヒノクニ(佐賀/中央39戦2勝/地方1戦0勝/19年京都ハイジャンプ・JGII)


この時季はどうしても抹消馬が増えるのですが、
笠松では3頭とも早々に引退してしまったので、
再び東海公営では地方へ流れた元中央オープン馬が不在となってしまいました。
かつてはよくこういう馬を再生・復活させていたのですが……。
このなかで未確認情報ながらゴットフリート・タイセイファントム・レッドソロモン
乗馬という掲示板への書き込みがあり、ドバイにも遠征したゴールデンバローズ種牡馬入りとありました。
またコウエイエンブレムは再中央入りという書き込みがありましたが確認できていません。
再び中央へ戻るのは珍しい例なのですが……。
しかし、悲しい別れもつきものでオメガヴェンデッタは5月23日のゆりかもめオープン競走中止による予後不良
15年セントウルSを勝ったアクティブミノルは5月25日のさきたま杯の追い切りで骨折し安楽死の処置がとられたそうです。
それ以外の馬は現時点では確認がとれていません。写真も残念ながらありません。

また、年2回引き続き1年以上地方競馬の競走に出走しなかった場合、
馬主や厩舎からの届出がなければ、自動的に登録を抹消する制度にともない、
10月1日付で下記の2頭が抹消されました。

オースミイージー(兵庫/中央45戦4勝/地方14戦0勝/10年ききょうS)
ヤマノウィザード(高知/中央6戦2勝/地方22戦9勝/14年青葉賞GIII3着)

2頭とも1年以上出走のなかった馬でその後の消息が確認できません。
すべての競走馬のその後を追跡することは到底不可能でありますが、ここで発表することによって
一人でも多くの方が元中央オープン馬という看板馬に関心をもち、
1頭でも多く、その後が確認できれば、編者としてこの上ない喜びです。
それでは2019年末までの抹消馬を追って来年度にまたお会いしましょう!

 

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