地方へ流れた元中央オープン馬抹消情報(2020年春編)

コロナ禍で時間が十分あったにもかかわらず、

今月の『優駿』を購入するまで、リサーチを忘れていた次第ですが、
地方へ流れた元中央オープン馬のデータを更新しました。
まずは1月1日~3月31日に抹消された馬たちを抹消日順に掲げておきます。
掲載基準は2011年10月20日の項を参照ください。

 

1月10日・ロードリベラル(佐賀/中央13戦2勝/地方14戦0勝/17年ラジオNIKKEI賞GIII3着)
1月23日・マイネルアウラート笠松/中央48戦8勝/地方5戦0勝/17年ニューイヤーS)
2月14日・クインズハリジャン(佐賀/中央7戦1勝/地方69戦9勝/13年京王杯2歳S・GII2着)
2月28日・ミッシングリンク(浦和/中央21戦5勝/地方8戦0勝/18年TCK女王杯・JpnIII
3月15日・カシノティーダ(佐賀/中央12戦1勝/地方3戦0勝/18年ひまわり賞

 

この3カ月で抹消された名馬は5頭でした。
掲示板の情報ですが、マイネルアウラート沖縄県の乗馬クラブ、
カシノティーダは九州で繁殖に上がったとあります。
しかし、クインズハリジャンは最後のレースで右前繋靱帯不全断裂で
競走中止になっており、安否が気遣われます。
ミッシングリンクも重賞ウイナーですし繁殖に上がっていると願いたいですね。
また、年2回引き続き1年以上地方競馬の競走に出走しなかった場合、
馬主や厩舎からの届出がなければ、自動的に登録を抹消する制度にともない、
4月1日付で下記の1頭が抹消されました。

ゼロス(兵庫/中央47戦5勝/地方15戦0勝/12年若葉S)

ゼロスは2018年12月以来、1年以上出走していないので行方が気がかりです。
他に4月2日以降に3頭の抹消馬がいましたが、規定に基づいて次回へ回したいと思います。
残念ながら今回も抹消馬の写真がないことを深くお詫び申し上げます。
すべての競走馬のその後を追跡することは到底不可能でありますが、ここで発表することによって
一人でも多くの方が元中央オープン馬という看板馬に関心をもち、
1頭でも多く、その後が確認できれば、元競馬マスコミとしてこの上ない喜びです。
それではまた本年10月1日付の抹消の情報でお会いしましょう。


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