消える丸和太郎

shugoro2015-04-03

銀行に行ったついでに少しだけ新井薬師公園の桜を愛でてきましたが
本日の話題はとてもくだらない品のないものですいません。
ニュース記事はあえて転載はしませんが
小学3年生まで実施されている「ぎょう虫検査」の義務づけが、来年4月から廃止されるそうです。
たしか僕の頃は小学校時代毎年行っており、中学校でもあったと思うのですが、
すでに記憶の彼方から消え去っており、とくに子どももいないので余計に懐かしく感じたものです。
この青いセロハンで肛門周囲に貼り付けて、ぎょう虫の卵を検査したものですが、
この卵が検出されるとそりゃもう大変で、
とくに高学年になればなるほど検出された生徒は減っていくものですから。
別のクラスの話ですが、女の子にこの卵が検出されたときは
男子どもがからかい、「自殺してやる」と言って飛び降りそうになった騒ぎもありました。
いま思えば男子生徒の悪戯もひどいものでしたからね。
ところで、いつもこの検査袋に描かれていた冒頭写真謎のキューピーですが
記入例には丸和太郎とあり、しっかり名前まであったのですね。
しかし、なぜ羽根が生えているのかが疑問でした。
小学校6年のとき一度だけ「蜘蛛の糸」をテーマにした絵画で入選したことがありましたが、
このときは極楽界でこの羽根の生えた栗頭の天使丸和太郎を描いています。
いま思えばなぜ入選したのか不思議ではありますが。
それにしても、このイラストが30年以上前からずっと生きていたのも驚きでしたが、
検査がなくなればこのイラストも消えてしまうのでしょう。
ぎょう虫はほぼ撲滅しましたが、現在は清潔志向が強すぎて
かえって花粉症やアトピーなどに悩まされる現代人が増えております。


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