後藤騎手よ安らかに

shugoro2015-02-27

ちょっと現在でも信じられない訃報に驚きの色は隠せません。
【JRA後藤浩輝騎手が自殺】
JRAの後藤浩輝騎手(40)が26日夜、茨城県阿見町にある自宅で首をつり自殺した。
 同騎手は大ケガにより長期間戦線離脱していたが、昨秋に復帰。以後順調に勝ち星を積み重ね
全盛期の輝きを取り戻しつつあった。先週土曜(21日)の東京GIIIダイヤモンドS(リキサンステルス騎乗)で
落馬しヒヤリとさせたが、頚椎捻挫の診断。大事には至らず日曜(22日)の京都競馬には予定通り騎乗。
2勝をあげるなど変調は感じさせなかった。
 26日も夕方まで家族と普通に過ごしており、動機は今のところ不明だ。
 後藤騎手は1992年に美浦伊藤正徳厩舎所属で騎手デビュー。
95年にフリーとなり、米国武者修行を経て、
97年以降は勝ち鞍を伸ばし、関東のトップジョッキーの仲間入りを果たした。
2002年には安田記念アドマイヤコジーンに騎乗してJRA・GI初制覇。
GI(交流競走も含む)は8勝挙げている。JRAの通算成績は1447勝。同重賞勝ち鞍は53。
 2012年5月のNHKマイルCでの落馬負傷後、幾度の困難を切り抜けてきただけに、
何とも悔やまれる東スポWeb2015年02月27日10時41分配信)


冒頭写真東スポから拝借しました。
人の死には不可解なことが多いものですが、
誰もがなんで?と首をかしげる未だに理解不能なのがこのニュースです。
後藤騎手は『競馬フォーラム』の雑誌編集記者時代に宗像騎手との若手対談で取り上げています。
このときのインタビューは同行できなかったものの、
初重賞制覇となった94年福島記念シルクグレイッシュの代打騎乗で、
レース中にムチを落としてしまい、手で叩いて追ったというおもしろい話を聞かせてくれました。
その後、98年に某氏の出版記念会で対面したとき、このときの話をしたものです。
後藤騎手は明るいキャラクターで知られ、ファンサービスも旺盛で
インタビューでも何度か笑わせてくれましたし、
有馬記念の徹夜組にはカイロを差し入れするなど、その人柄も愛されていたものです。
前日のfacebookにも投稿があったようで、なぜこのような道を選んでしまったのか謎に包まれています。
たしかに落馬事故が続き、先週土曜のダイヤモンドSでも落馬負傷がありましたが、
日曜にはそんなことを思わせない騎乗で2勝を挙げています。
今週も土曜は中山で7鞍、日曜も中山で8鞍の騎乗予定があったというのに。
人には語れない何か悩むことでもあったのでしょうか? 今はただただご冥福祈るだけです。


本日の木之前葵ちゃん
2Rジャイアントレーヌ6着(4番人気)
3Rマーメイドドレス中止(3番人気)
7Rエルキュール6着(6番人気)


3Rは先頭にいながら最後の直線手前で馬が逸走し競走中止
落馬していただけに安否が気遣われましたが、無事に7Rにも騎乗できただけで何よりです。
落馬負傷が原因かどうかわかりませんが、悲報があったばかりだけに
無事に帰ってきてくれてほっとしています。
さぁて明日は佐賀でのなでしこチャレンジカップ
それ以外にも2鞍騎乗があり計4鞍あるので、
ぜひとも佐賀での勝利を楽しみに期待しています。


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