本題のように昨日は東京競馬場へ現地観戦に行き
撮った写真は146枚。ただ、同じ写真をたくさん撮ったため、
写真整理自体はそれほど苦にはならなかったのですが、明日は出張校正があるため、
別件の原稿を脱稿しておかねばならなかったので更新が遅れてしまった次第です。
今回の東京競馬は現地参戦が非常に微妙な状態でした。
というのは月曜でなく日曜納品の原稿があったからです。
でも、なんとか徹夜作業で納品のメドが立ったし、
原稿も半分書き終えることができたので、
朝は７時から始まる都議会議員選挙の投票を済ませてから
納品する原稿を持参で東京競馬場へ向かったわけです。
本当は先週のユニコーンＳでフミノ祭を予定していたのですが、
フミノファルコンが非当選となったため、
主賓のＩさんも上京しないと思って皆にフミノ祭中止と伝えてしまいました。
しかし、Ｉさんは先週上京して競馬場に来たそうで、
僕自身が東京競馬場にも行かないままとなってしまい、罪滅ぼしの意味もありました。
フミノファルコンは今週の清里特別で抽選を突破して出走確定したので、
冒頭写真のように応援幕とセットで撮影しました。
ちょうどパドックの顔と重なるように撮ろうと思ったのですがうまく行きません。
ところで今回はフミノ祭のほかにもうひとつの目的がありました。
それは人間国宝ならぬ騎手国宝の増沢由貴子様が騎乗するからです。
96年にＪＲＡ初の女性騎手として細江純子・田村真来とともにデビューして早17年目。
2006年には増沢末夫の長男で調教助手の増沢真樹と結婚して
姓が牧原から増沢に変わりましたが、そこで引退せず現役を続行。
騎乗数に恵まれず女性騎手が次々と引退していくなかで、
毎年、本当に数えるほどしか騎乗がないのに
ＪＲＡ唯一の女性騎手として頑張っている偉い方なのです（通算ＪＲＡ34勝、地方５勝）。
2009年には８年ぶりに小沢桃子さんがＪＲＡ競馬学校騎手課程に入学したのですが、
重病のため2013年４月23日に20歳の若さで亡くなるという悲しい出来事もありました。
2013年には藤田菜七子さんがＪＲＡ競馬学校騎手課程に入学していますが、
デビューまで早くても３年待たなくてはならず、
増沢由貴子騎手がそこまで続けるか、ＪＲＡ初の女性調教師になるかは定かではありません。
これまでも増沢由貴子騎手を撮る機会などまったくありませんでしたが、
この日は１Ｒで本年度３度目の騎乗をされるということで、
ここで撮りそびれると一生撮れなくなる思いがしまして、
撮りおさめではありませんが、パパラッチした次第です。
にしてもかつて某雑誌で美女アスリート特集を組んだことがあり、
そこで取り上げられた頃から巨乳伝説がありましたが、
それがホンマだったことをこの目で実感しました（どこ見とるんじゃ！）。
かつてはマッキーと呼ばれて、パパラッチが殺到した増沢由貴子様。
地方で乗っていれば難なく300勝は行けたのにと思うと本当に残念でございます。
女性調教師になった暁には自厩舎に女性騎手を入れて育てて、
本当にＪＲＡで女性騎手が活躍できる門戸を開いてほしいものです。
１Ｒ騎乗のナスケンプレアデス、さすがに単勝は買えず、複勝で応援しましたが、
13番人気の10着と残念でございました。
１Ｒからもう１人、注目の騎手・金沢の吉原寛人（写真左）も参戦。
この日は２勝、２着１回と活躍をみせました。
ところで僕ですが１Ｒの撮影を終えたあとはもうパドックを観る気力もなく、
先に清里特別フミノファルコンと宝塚記念ジェンティルドンナと単複の馬券を買い、
スタンドのベンチで原稿をチェックしていたのですが、
意識が朦朧として完全にダウン。午前中はベンチで仮眠とっていました。
午後からはＩさんのメールでＴちゃんに連絡をとり、
お昼はフミノファンのＴちゃん、Ｏさん、『くはら』のママさんの４人で、
『ぎんざ神田川』でアルコールを交えてのランチ。
そりゃ、ウナギの名店ですからウナギを食したいのは山々ですが、
財布がすでに干上がっていたため、キジ焼重900円（写真中央）にして(ﾟДﾟ)ｳﾏｰ
このあとＴちゃんと『くはら』のママさんの計らいで、
５階の来賓席に入れてもらえることに。
６月２日の安田記念のときはドレスコードでスーツで行きましたが、
今回まさか来賓席に入れると思っていなかったので、ラフな服装で入ってしまいました。
10Ｒのパドックを撮影したあと、すぐに応援幕を片付け、
眺望のすばらしい来賓席で清里特別（写真右）を観戦しましたが、
フミノファルコンは２番人気なのに直線伸び切れず７着敗退。
馬場が乾いてしまったのは歓迎材料でなかったにしろ、
やはり乗り替わりが応えたような結果でした。
江田照はやはり穴馬の騎手で、人気馬では信用ができません。
宝塚記念もジェンティルドンナが３着に敗れる大波乱！
にしても徹夜明けなのにアルコールまで飲むもんだから、
来賓席の心地よい風に当たって完全に意識朦朧。
馬券は吉原騎手の単複獲った以外は大敗でボロボロ。
隣にいたＯさんが馬券外れて落ち込んでいると思って声をかけてくれましたが、
ただ単に徹夜明けの疲労がピークに達していただけです。
最終レース終了後、馬場開放のイベントもありましたが、
僕のほうは原稿を納品せねばならないため、
いつものアフターすら寄ることも叶わず、
府中駅から京王線の普通列車に乗って新宿へ。
もう電車内では完全に爆睡していましたが、
新宿に着いた途端、完全な土砂降りになっており足止め。
版元の担当者と連絡がとれたのは19時で、
担当者も会社から動けないとのことでしたので、
雨がいったん止んでから帰宅し、バイク便で納品しました。
納品が完了したのは21時過ぎで、そこから完全にダウンして
12時間以上眠ってしまった次第です。
