美浦では若手騎手が厳しいのか?

本日、西新宿に原稿納品に行ったあと、赤坂で打ち合わせして仕事納め
いや、まだ仕事はたくさん残っているのだが、まずは睡眠優先で風邪を治したいのが本音。
せっかく青春18を購入したのに、出かけることもままならず、
このままだと消化できずに払い戻しになる可能性も出てきた。ヤバイ!


昨日の青木芳之騎手の訃報には驚いたが、
本年4月7日の阪神以降は騎乗おらず7鞍だったのも驚いた。
そういえば本日、美浦池崎祐介騎手(フリー)が12月31日をもって引退すると発表された。
とはいえ、青木といい、池崎といい、乗り鞍がほとんどないのでピンと来ない。
本年も31鞍(平地9・障害22)で勝ち星ゼロ。通算は438戦5勝。
07年デビューだから、本年度リーディングを獲得した浜中騎手と同期である。
しかも過去3年で勝ち星はなく、騎乗数も悲しいほど少なかった。
美浦では若手騎手が苦戦している。本年度デビューの新人でも
栗東では中井と菱田がともに23勝なのに対し、
美浦では山崎3勝、原田2勝、長岡1勝と苦戦している。
双子の国分兄弟も美浦所属の優作が栗東に移籍してから飛躍的に勝ち星を伸ばした。
2011年美浦デビュー組では嶋田、杉原、横山和は2ケタ勝利を達成したが、
高嶋活士は2年目でもまだ初勝利を挙げられず、
デビュー1年半あまりで未勝利引退したヘタレ大沢辰也のようにならないかと心配だ。
一応、彼だけは注目してたまに障害で馬券を買っているのだが、
まったく還元されていないのも悲しい。
すでに障害に活路を見出し2着はあるのだが。
だが、美浦でもきっかけさえつかめれば伸びる騎手もいる。
伊藤工真はあの三浦皇成と同期で、初年度は1勝だったが、
最近はマイネルの支援もあって活躍し、キャピタルSではシンガリ人気の
ヤマニンウィスカーで勝利して単勝3万9740円の大波乱を演出した。
いつもは複勝買いしていたのだが、このときはPATに残金がなく悔やまれたものだ。
穴騎手では高崎の丸山侯彦騎手の倅・丸山元気も2年目で驚異的に勝ち鞍を伸ばしたし、
丸田恭介も着実に勝ち星を伸ばしている。
それでもやはり初年度に80勝した柴山雄一が急激に勝ち鞍を減らしてしまったし、
どうも美浦は箱庭的な閉鎖社会が足の引っ張り合いになり、
出る杭を打って、その騎手の能力を殺してしまう感は否めない。
勝負の世界だからそこに打ち勝ってこそともいえるのだが、
それ以前に活躍の場を与えられず飼い殺しになってしまった若手騎手が何人いたことか。
ただ、プロ野球の世界でも戦力外通告ですぐに見切られるように、
早く見切って新しい道を歩むのも、人生の選択肢だと思う。
そういう意味ではJRA女性騎手として唯一残る増沢由貴子、アンタは偉いよ!
増沢ほどの騎手なら逆に地方でデビューしたほうが勝ち星を増やせたことだろう。
以前、美浦では同僚騎手のスニーカーを売って窃盗で逮捕され、
そのまま騎手免許を自ら取り消した佐藤聖也のような悲しい末路もあるが、
青木のような最悪な末路だけは避けてほしい。
調教師ですら管理馬がいなくなって勇退も珍しくない時代、
競馬は本当に冬の時代を迎えているのかもしれない。


≪備忘録≫
本日のフミノ式ダイエット
朝/バナナ1本35円
昼/緑のたぬき105円かつおぶし15円
夜/はなまるうどん105円かつおぶし11円
おやつ?/レッドブル200円
合計471円
バナナの50円引が入手できず高くつきました。
おやつというかほとんど薬的なレッドブルを食費に計上してもクリアしています。
ただ、明日の夜には忘年会があり、明後日も東京大賞典解禁日
こんなことの繰り返しでは目標値にはなかなか届かんなー。


【人気blogランキングへ】