『喜代竹』忠猫コタロー伝

shugoro2014-12-03

うーん、本日も余計なオプション契約の解約とかで半日費やしてしまいました。
とにかくこんな面倒な手続きが必要ならつまらんサービスなど無視して
正規で申し込みをしておいたほうがよかったと思うのは僕だけでしょうか?
そんな日常を書いてもおもしろくないので
先月の11月26日にさっちゃんと一緒にえっちゃん(ダンサーの方とは別人物)が営む
『喜代竹』へ行った際、以前にも書いた冒頭写真コタロー
10月20日に亡くなったことを知らされました。
享年は9歳だったようで、長生きできたのかどうかはわかりませんが、ご冥福をお祈りすると同時に
史記録官の村野鎮守(珍獣)としてコタローの思い出を書き綴っておきたいと思います。

三国志』美濃郡上八幡書「コタロー伝」より
コタローは『喜代竹』の女将えっちゃんの飼い猫で
いつも店頭で店が終わるまで主人を待ち続けた忠猫である。
『喜代竹』はやなかこみちの界隈にあり、
河原の自然石を敷き詰めたやなか水のこみちや
おもだか家民芸館、齋藤美術館、心の森ミュージアム遊童館と
やなか3館の資料館が集中する。由来はこの界隈にある野中稲荷で
飲食店も『花むら』や『喜代竹』といった料理屋があり、
昔は色町として有名だったようで、遊郭の面影のある建物も多く残っている。
また春〜秋はソフトクリームがドエリャア〜(゚Д゚)ウミャアアアアア〜
さっちゃんの店『やなかこみち』が営業し、若者を中心に人気を博している。
このやなかこみち界隈で地道に客引きの招き猫をしていたのがコタローであった。
とにかくこのコタローは賢く、店から魚の香りが漂っても決して店内には入らず
店頭の椅子でずっと主人のえっちゃんを待ち続けていた。
そして人なつこくて愛らしく、道ゆく観光客にも人気であった。
犬ならともかく猫でここまで辛抱強く待ち続けるのは珍しく
えっちゃんが愛情を注いだ証であろう。
徹夜踊りのシーズンは店が先に終わるが、いつもえっちゃんとコタローが一緒に帰宅し、
その微笑ましいドラマのような光景は観光客がどれだけ
写真や動画を撮ったかわからないほどである。何人もの通行客が癒されたことか。
そして猫好きな僕も道をゆくたびにコタローを撫で、かけがえのない友であった。
残念ながらは夜半の写真のため失敗ばかりで、この1枚しか撮れなかった。
秋になってコタローを見かけなくなったので
さすがに寒いから家で待っているものと思っていたが、今回コタローの死を知った次第。
コタローは亡くなる3日前までえっちゃんの帰りを待ち続け、
最後はよたれて歩けなくなったところをえっちゃんが抱えて帰宅。
そして3日後に亡くなったそうである。我が身をおしてまで主人を待ったコタロー。
えっちゃんの悲しみも深いものがあろう。
もしこの美談が新聞などのマスコミに紹介されれば
コタローは有名なタレントになって大変だったかもしれない。
しかし、主人のえっちゃんを待ち続けたのは郡上八幡ではいつもの日常の光景であり、
レトロなやなかこみちの界隈にコタローの存在が溶け込んでいたのである。
コタローよ安らかに。そしてえっちゃんには
第二のコタローを育ててほしいと願って筆をおく(鎮守)


祝! 木之前葵ちゃん64勝目!
2Rジューヌノーブルは最終的に1番人気となり
1番人気での騎乗は本当に久しぶりでしたが、終始先団にとりついて慌てず
直線で後方からの追撃をクビ差振り切っての勝利。
単勝300円は意外においしかったかもしれません。それでは本日の成績から。
1Rモルフェスプリング3着(5番人気)複勝160円アタリ
2Rジューヌノーブル1着(1番人気)単勝300円、複勝110円アタリ
4Rアエノピューマ5着(4番人気)
10Rラブキュール4着(10番人気)
11Rケイツーリマーク8着(5番人気)


馬券圏内は2回でしたが、10Rラブキュールでも最低人気ながら惜しい4着でした。
本年も残り少なくなりましたが、この調子で怪我なく乗り切ってほしいと願っています。


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