すでに４月に入ってしまいましたが、１・２日を置いて
３〜７日までは高知競馬場へ取材に出かけます。
場合によっては８日まで延期することもあり、とにかく長旅になるので
その事前調査や今回の写真整理が大変です。
むろん納品せねばならない仕事もあり、てんてこまいですが、
さすがに取材後は睡眠不足も祟ってすぐにバテテしまいます。
それでもなんとか２日目95枚の写真整理が終わりました。
まずは本題の長良川鉄道全線１日フリーきっぷ（冒頭写真）最終日となる30日の行程から。
鵜沼600→612美濃太田625→834北濃857→1042関1155→1340北濃1407→
1436山田…美濃白鳥2003→2013北濃2018→2212美濃太田
いつものように美濃太田駅の始発からスタートしましたが天候はあいにくの雨模様。
この日はやはりフリーきっぷ利用最終日ということもあって
前売で買っておいた僕以外にも３名がフリーきっぷを購入しました。
まずは終着の北濃まで往復しましたが、
やはりフリーきっぷユーザー３名は同じ行程です。
北濃から折り返して関で下車したのは、
この日に関シティターミナル（写真左）が西口に完成し、
オープン記念イベントが行われたからです。
ボンネットバスの試乗会（写真左２番目）はじめ、信長バス・関シティバス・
シートベルト着用効果体験車・関市防災バス・ミニＳＬの６箇所でスタンプを集める
ラリーがあったので参加してクジを引いたらミニ手帳が当たりました。
他にも長良川鉄道沿線市町の美濃加茂市・富加町・美濃市・郡上市の物産も販売。
富加町のへぼめし500円に魅かれ、一巡したあとで買おうとしたら売切！
やはりへぼは人気のようです。へぼとは土蜂の幼虫のことで岐阜では名物の郷土料理です。
ご飯に入っているへぼの密度によって甘辛の美味さが違いますが、
高密度のご飯はさすがに500円では買えないでしょう。
現在となってはそれだけ高級な料理なのです。
へぼめしが食せないので、かぶりものをしたお姉さん（写真右２番目）がユニークな
関ぷりんでヴェリーヌローズ＆ライチ200円（写真右）を購入。
かき混ぜて食すのですが、これがクリームとゼリーが(ﾟДﾟ)ｳﾐｬｱｱｱｱｱ〜
あとで調べてみると関ぷりんも評判らしく、こちらを買わなかったのが後悔。
関富岡駅最寄の『フレシュール』という洋菓子屋がつくっているのですが、
関市観光協会推奨観光土産品に認定された名品だそうです。
いや絶対これはスイーツの最高級！ ぜひまた取材せねばなりません。
雨で撮影に向かなくも収穫はありました。、
始発の北濃行で美濃白鳥駅のタブレット受け渡し（写真左）が撮れたのです。
関駅をあとに再び北濃駅まで行きますが、美濃白鳥では珍しい増結作業がありました。
どうやら消費増税前に団体客があったようで、帰りの美濃白鳥で大勢乗ってきました。
北濃へ３両編成で走るのも珍しいことです。
北濃では併設食堂の『花まんま』で天ぷらうどん400円（写真中央）を食します。
天ぷらは掻揚ですがリーズナブルな値段。
醤油だしに天ぷらのコロモが溶け込んで(ﾟДﾟ)ｳﾐｬｱｱｱｱｱ〜
お好み焼き300円と焼きそば350円およびよもぎ大福120円６個と大量買いして持ち帰り。
やはりこの北濃行でも親子連れはじめフリーきっぷユーザーがたくさんいました。
実質、１日２往復の昼間のお客を相手に商売する『花まんま』では
消費増税後も値段を据え置いて営業するそうで、
本当にその心意気には頭が下がる思いです。
雨で撮影には向かないため、本来ならこのあと、みなみ子宝温泉に入浴し
最終の北濃行で折り返す予定でしたが、
『料理旅館清竜』の主人ちびしじさんから
電話があったので山田で下車して、旅館で高松宮記念の観戦を楽しみました。
焼きそば・お好み焼きなどの持ち帰りは、そこでの小宴会だったわけですが
山田駅（写真右）では早咲きのサクラとのショットも撮影できました。
『料理旅館清竜』では新しい観光スポットとなるべく着々と準備が進められています。
前回行った時はまだ雪景色でしたが、雪も解けてすっかりなくなり、
４月からは森の釣堀（写真左）がオープンします。
子どもが自然に親しめるように造られたそうで、
未来の太公望をめざすならまずはここで修行してから、
長良川の渓流釣りにチャレンジするとよいでしょう。
他にも千代生誕地にちなんだ千代池や山葵栽培地も整備され、
ますますグルメや歴史、自然が楽しめるようになります。
ぜひ『料理旅館清竜』で自然と親しみながら自然食に舌鼓を打たれてはどうでしょうか？
競馬観戦後、まだ未入浴だった道の駅古今伝授の里やまと併設の
天然温泉「やまと温泉やすらぎ館」へ行きました。入浴料は600円也。
少し高めではあるものの、入浴施設が充実していてビックリ。
とくにアイテム浴槽というジェット噴流によるマッサージ風呂は
土踏まずへの刺激がすごく、出たあとも脚が痺れるほど。
よく歩く僕にとっては本当に効果大でした。
入浴後、ちびしじさんの運転で他の道の駅や売店にも寄ってもらいましたが、
さすがに営業時間外で、終着の北濃までいったん車で行ったあと、
まだ時間があったので美濃白鳥まで折り返し、ここから最終の乗車を楽しむことにしました。
最終の北濃行には僕を含め３名の乗車があり、
僕よりツワモノそうなユーザーがひたすらビールを飲んでいました。
これまで空気輸送阻止といって北濃行最終に何度乗ったことでしょうか。
いくら乗っても乗っても飽きないのが長良川鉄道の魅力で、
景色がみえなくてもボックスシートに落ち着けて
汽車旅ならではの酒ぐびぐびを幾度となく楽しんだものです。
郡上八幡駅前には酒屋もあるので、そこで買えば温泉よりアルコールが安いですし。
でも、フリーきっぷが廃止されれば、もう北濃行最終に乗ることもできなくなります。
そして昼間でも北濃駅へ列車で行く機会が減ってしまうのは
正規運賃の高さと自分のフトコロ事情からいってやむを得ないことなのです。
本当、美濃太田〜北濃間の定期券が買えるぐらいの金持ちならよかったのですが。
フリーきっぷ最後となる最終列車の北濃駅（写真中央）では、
１名が車での迎えがあり、折り返したのは僕とツワモノの２名のみ。
ツワモノさんはすでにビール缶４、５本を軽く開けているようで、
北濃でトイレに行ったにもかかわらず、大和でも運転士に頼んでトイレを使用していました。
郡上八幡と美濃市では下り美濃白鳥行と列車交換がありました。
洲原ではイノシシと接触があったというハプニングもありましたが、
列車は無事定刻通り運転され、22時12分には美濃太田駅に到着（写真右）しました。
でも、ツワモノさんはそのまま下り最終となる美濃市行で折り返すようで
美濃市に宿をとっているのでしょうか？
22時22分の発車を見送ってから今宵の宿となる『エスパシオ美濃加茂店』へ向かいました。
こうして長良川鉄道のレギュラーのフリーきっぷは長年の歴史に幕を閉じました。
長良川鉄道では期間限定で中高生向けのフリーきっぷ1500円や
１日フリーきっぷがセットになったお花見列車などのイベント企画を実施し、
暫定的にフリーきっぷが残りますが、
最大の魅力であった始発から乗り降りを楽しめる機会はもうありません。
しかし、こういうユーザーは鉄道会社にとって利益率があがらず、
ありがた迷惑だったのかもしれません。
でも、フリーきっぷがあるからこそ安価に移動でき、
そのぶん食堂や売店でお金を落とすことができたのも事実です。
また沿線観光地の案内もいろいろな名所・旧跡・グルメスポットがありながら
それをうまく活かし切れていないのも事実です。
そしてこういうユーザーがいるのなら単価を上げてでも残すべきだったと思うのです。
このフリーきっぷ廃止が輸送密度の低下を招かないよう
現在は今後の成り行きを見守るしかありません。
ただ、近年の輸送密度の落ち込みを数字で見ると、
本当、いくら公的支援があっても存続への楽観視はできないのです。
そして利用客の声を反映し、再びフリーきっぷが通年で復活することを願って
ひとまず長良川鉄道全線１日フリーきっぷの旅を終わりとさせていただきます（つづく）。
本日の木之前葵ちゃん。
１Ｒプティアノンス３着（４番人気）複勝290円アタリ
６Ｒセイブルーム５着（６番人気）
７Ｒエルキュール２着（９番人気）複勝670円アタリ
８Ｒナムラショコラ２着（１番人気）複勝130円アタリ
９Ｒキングコーリンオー７着（８番人気）
10Ｒナムラダンサー８着（７番人気）
11Ｒダイナミックワルツ５着（７番人気）
900円の投資に対し1510円の払い戻しでプラスにしました。
８Ｒのナムラショコラは人気を裏切る結果になってしまったとはいえ、
１ハロン延びたマイル戦の経験が初めてなだけに致し方ないでしょう。
むしろ７Ｒでは馬連、３連複、３連単で万馬券を演出。
いや、このあとＤをつけて10・11Ｒまで複勝買い足してしまった次第です。
明日には31勝目いや連勝の朗報が聞けるのではないでしょうか。
【名古屋競馬・木之前葵ちゃん馬券術】
明日の木之前葵ちゃん騎乗馬予想。
１Ｒ４枠４番マンボブリーズＡ
６Ｒ７枠７番ニシキオンファイアＣ
７Ｒ８枠10番スヴァローグ特Ａ
８Ｒ３枠３番ハートオブミニーＡ
10Ｒ５枠５番ルレーヴドメールＣ
11Ｒ８枠10番ハヌルソンムルＡ
６鞍騎乗ですが、なんと特ＡとＡが３つもついてしまいました。
それだけ勝機がある馬だということで、Ｄはひとつもありません。
とくにオータムさん所有の７Ｒスヴァローグには
テンシノキセキを期待して特Ａを打って勝負します。
３日は現地観戦に行くので、その前に資金が増えるといいな。
明日は計1700円で挑みます。
