恵那峡と郡上おどり号

shugoro2013-08-08

13日夜になってようやく取材後半初日380枚の写真整理が終わりました。
2日目はちょっとしたアクシデントもあって50枚しか撮らず
今回の取材の撮影はほとんど初日メインだったわけですが、
まずは青春184回目となる行程からみていきましょう。


中野425→513高尾514→550大月553→641甲府646→813塩尻817→
905木曽福島913→(しなの4号)→948中津川956→1008恵那1015→
シャトルバス)→1055恵那峡ワンダーランド……恵那峡天界苑1305→
シャトルバス)→1315恵那峡国際ホテル……遊覧船(1330→1400)……
恵那峡国際ホテル1510→(送迎バス)→1525恵那1531→1559多治見1625→
1654美濃太田1810→(郡上おどり号)→1929郡上八幡2230→
(郡上おどり号)→2343美濃太田

この日のメインは先に宿とともに予約しておいた
長良川鉄道郡上おどり号駅前おどりです。
電話で予約しておくと、乗車数日前に案内が送られてきて、
冒頭写真の記念乗車証も入っていました。
しかし、この郡上おどり号は美濃太田発18時10分ですから、
青春18」でまっすぐ美濃太田へ向かっても時間が余ってしまうわけで、
まずは明知鉄道の取材と重なる恵那峡をめざします。
しかし、これがなかなかシャトルバスのアクセスが悪く、
普通列車だけで乗り継ごうとすると間に合いません。
なので木曽福島から乗車券+自由席特急券2100円を別払で中津川へ先行し、
なんとか恵那峡ワンダーランドの無料シャトルバスに間に合わせたわけです。
これまで岐阜県内の名所はかなり訪問したつもりでしたが、
この恵那峡恵那峡ワンダーランドは初めて。
昔、ブリンガーと国鉄明知線に乗りに行ったときは、
自分たちだけ裏切って旧恵那峡ランドへバスで行ってしまった思い出もあります。
そうなのです。恵那峡ワンダーランドは旧恵那峡ランドでしたが、
平成12年(2000)にいったん閉園し、2年後に岡本製作所によって
恵那峡ワンダーランドとして再生します。
しかし、恵那峡遊覧船乗り場と旧恵那峡ランドを結んでいた恵那峡ロープウェイは
恵那峡ランド閉園時に休止となってしまい、再開しないまま時が過ぎています。
恵那峡ワンダーランド(写真左)は入園1000円也。
ひと昔前の遊園地といった感じで、少子化の影響もあって閑古鳥でしたが、
それでもまだ夏休みということもあって、客はちらほら見えました。
入園したところで別に遊戯施設を利用するわけでもないですが、
観覧車だけ乗ってみます。しかし、これも窓がきたなくて魅力半減です。
それにしても恵那峡ワンダーランドから恵那峡遊覧船乗り場のアクセスは
ロープウェイがないと不便で、無料のシャトルバスは出ていますが本数が少なすぎ。
天界苑から再びシャトルバスに乗って遊覧船乗り場に近い
恵那峡国際ホテルで下車して恵那峡遊覧船(写真中央)も楽しみました。
1本早い遊覧船が乗れたので、ざざなみ公園や国天然記念物の傘岩の撮影もできました。
グルメでは恵那峡さかえ屋のくるみ五平餅130円(写真右)(゚Д゚)ウマー

帰りのシャトルバスはなぜか恵那峡国際ホテルに寄ってくれませんでしたが、
ホテルの送迎バスが利用できたのはありがたし。
多治見でK先生と合流し、太多線美濃太田まで行き、
宿泊先の美濃加茂ステーションホテルにチェックインをすませたあと、
ラーメン屋で打ち合わせをして、いよいよ18時10分発の郡上おどり号に乗ります。
美濃太田郡上八幡往復で2000円ですから、通常運賃より640円もおトク。
定期列車1両の後ろに2両連結され、車内はロングシートの500形を改造した
お座敷列車(写真左)です。始発の美濃太田駅ではまだ乗客はまばらでしたが、
途中駅からも次々と乗り込み、洲原までに集まった利用客は64名。
『旅と鉄道』2013年9月号にも登場していただいた
美人アテンダントさん(写真中央)も浴衣で同乗して車内を盛り上げてくれました。
アテンダントさんも客として乗っており、
郡上八幡まではお座敷でお酒や弁当など飲食して賑やかです。
しかし、今回驚いたのは僕が利用した車両は
僕以外はすべて浴衣の女性。女性専用車と思ってしまうほど圧倒されました。
この日の郡上おどりは駅前おどりで、郡上八幡駅前が会場。
郡上八幡では定期列車との分割(写真右)が行われました。

あとは3時間、郡上八幡に停泊し、車内は休憩室にも利用できるというすぐれもの。
現地では再びわっさん相方さんにも合流し、
撮影と郡上おどりを楽しみました。
踊りが終わる前に名残惜しく列車は発車し美濃太田へ戻ります。
帰りは完全な臨時便ですので降車の駅は通過して快適に走り、
美濃太田に戻ってきたのは23時43分。
1日お世話になり、お疲れ様のアテンダントさんと列車を撮影し、
宿泊先の美濃加茂ステーションホテルで旅装を解きました。
今回も実はグルメはくるみ五平餅以外は、
撮影しなかった美濃太田のラーメン以外では疎遠でした。
恵那峡で食事をする時間はなかったし、駅前おどりで屋台B級グルメのイカ焼や
ポテトフライ、酒のつまみで喰いつないだ次第です(つづく)


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