名古屋競馬を救え!

shugoro2013-05-03

連休後半に入りましたが、5日には東京競馬場
下見に行かねばならないため、3・4日は休み返上でお仕事モード。
6日のかしわ記念は5日の馬券次第になりそうな雰囲気です。
本日は大した話題はありませんが、先日1日のニュースでこんな記事がありました。


http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20130501/CK2013050102000050.html

【名古屋けいば、本年度黒字が存続条件】
 四十億円の累積赤字を抱える名古屋けいば(名古屋市港区)の存廃を話し合う
有識者の経営改革委員会が三十日、県庁であった。県などでつくる競馬組合はこれまで、
二〇一四年度に黒字化できるとして存続を訴えてきたが、
委員は「一三年度の黒字が存続の最低条件」と指摘。
七月に大村秀章知事へ提出する報告書には、
存続の条件に本年度の黒字転換が盛り込まれる方向となった。
 競馬組合は一二年度、馬券の売り上げが前年度比3%増の
百五十一億円で、三年ぶりに増えたと報告。
ただ、経費の削減が十分でなく、積立金で穴埋めしなければ、
実質的な収支は四年連続の赤字となる見通しを示した。
 競馬組合は一三年度が赤字となっても、馬券を的中させた人への配当に充てる払戻率を、
一四年度から現行の75%から70%へ下げることで黒字化できる試算を根拠に存続を主張。
 委員は「五年連続の実質赤字は、受け入れがたい」
「人件費など固定費を下げる努力をするべきだ」と指摘し、
払戻率の引き下げに頼らず、経費節減の徹底で一三年度に黒字化させるよう求めた。
 また、施設の耐震化には五億七千万円かかるほか、馬場の整備など当面の改修費に
一億五千万円を投じなければならないため、単年度黒字だけでは費用を賄えないという懸念もある。
 委員は「延命策ではなく、持続可能性が必要。修繕の資金を含めた黒字幅の確保策を
考えないといけない」と求めた。(後藤孝好/2013年5月1日中日新聞


名古屋競馬が存続の危機に瀕していることは周囲から聞いていましたが、
もうここまで末期症状に陥っているとは。
せっかく女性新人騎手の木之前葵ちゃんがデビューできたというのに……。
荒尾競馬小山紗知伽ちゃんがデビュー待たずして廃止となり、
佐賀に移籍したかと思えば、最近はまったく競馬場に姿を見せないままです。
4月1日から名古屋競馬では人件費削減のため、
スタンド近くの売り場を廃止するなど、ファン離れを引き起こすことばかりやっています。
払戻率の引き下げもファンを減らす方策でまともとはいえません。
それよか、天下りの無能な役人のクビを切るか、給与を減らせばすむことなのに、
民間でなくお役所体質では経営改善が見込めないのかもしれません。
名古屋競馬あおなみ線の開通でアクセスがぐっと便利になり、
そのあおなみ線自体も赤字に苦しんでいるという現状ですが、
終着にリニア鉄道館ができたり、河村たかし市長がSLを走らせたりして
なんとか人を乗せようとしています。なんで名古屋競馬にはこれができないの?
高知競馬はアクセスが悪く集客が見込めないことを逆手にとって、
インターネット発売に特化して増収をはかり、
賞金もわずかながらUPしたのは特筆ものです。
これもハルウララ事件で大きく改革された結果ではありますが。
尾張名古屋は馬でもつ」というのは冗談ですが、
名古屋競馬が廃止ということになれば笠松や金沢へ波及することになり、
いずれはJRAの地盤沈下も引き起こすことになるでしょう。
にしても一番腹立たしいのは未だに競馬の投票システムが統一されていないこと。
JRAのPATで地方競馬の馬券が買えると云ってもえらく制約があるし、
J−PLACEでわざわざ地方で面倒な中央の馬券を買うぐらいなら、
最初からPATで買っていると思われます。しょせんそこで売上が出ても、
結局はオッズパークやSPAT4のシェアを奪っているだけで、
全体的に売上げが伸びるとはとても考えにくい。
地方のマークカードには全場マークできるようになっているにもかかわらず、
未だに「今日は名古屋は買えない」とか云っているシステムがおかしいのです。
戦国時代から秦王朝が統一されたとき、始皇帝はまず、
度量衡や通貨、荷車の軸幅(車軌)を統一を図りました。
しかし競馬界は主催者がバラバラのまま統一されていません。
先日廃止された福山も情報が少なすぎて結局は馬券を買うこともほとんどできませんでしたが、
東海公営は木之前葵ちゃんがデビューしてから応援馬券を買っています。
非力なshugoroができることとすれば、このぐらいしかできません。
最終的には自治体のやる気の有無に左右されてしまうのが辛いですが。
冒頭木之前葵ちゃんの勝負服、胴青・赤一本輪白ハート散らし、
袖赤・白一本輪を紋号化したものです。
なんとなく徳川葵紋からこのハートの勝負服を考案したのかと連想してみました。
徳川葵紋ならぬ木之前葵です!
ということでみんなで名古屋競馬を応援しましょう!


本日の木之前葵ちゃん
2Rキママレディー7着ブービー(3番人気)
3Rキングタキシード3着(5番人気)
6Rシンゼンスマイル8着シンガリ(7番人気)
8Rラッキーストーム3着(5番人気)
4勝目の朗報がなかなか来ませんが、
複勝では200円と140円をつけて還元してくれました。
にしても複勝の配当は低いなぁ〜。
払戻率を70%に下げたら元返しばかりになってしまいそうで怖い。
あとは東海クイーンCにも手を出してハズレ。
迷いが生じた時は買ってはいけないのに買ってしまう自制心のなさ。
6日には7鞍騎乗ということで、連休最後の日も葵フィーバーで盛り上がってくれることでしょう。
いや盛り上がってくれなければ困るって!
≪備忘録≫
本日のフミノ式ダイエット
朝/バナナ1本35円
昼/赤いきつね105円かつおぶし15円
夜/ざるそば20円引85円+ポップコーン抹茶塩味105円
おやつ/わさび柿の種105円
合計450円
サラダが売り切れていたとはいえ、夕食を御菓子にする無茶ぶりです。
5日以降はまた解禁日になってしまうので、単なる極貧生活に過ぎませんが。


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