築港線・尾西線・竹鼻線・広見線(4月21日)

shugoro2012-04-23

4月19〜22日の帰省中に名鉄電車2DAYフリーきっぷ3800円で、
名鉄の未乗路線の乗りつぶしと周辺史跡の取材撮影をしました。
フリーきっぷを利用したのは21・22日でしたが、
両日は競馬予想をUPしたため、日付がずれますが、
まずは名鉄電車2DAYフリーきっぷ初日の行程から。


岩倉521→600聚楽園655→704大江718→721東名古屋港738→741大江746→
756神宮前803→811名鉄名古屋831→835東枇杷島838→852須ヶ口900→
912勝幡1004→1008津島1017→1022佐屋1031→1036弥富1119→1139木田1146→
1155津島1205→1237名鉄一宮1243→1252玉ノ井1301→1309名鉄一宮1310→
1318笠松1325→1347新羽島1421→1443笠松1452→1459加納1544→
1546名鉄岐阜1558→1606手力……長森1619→(JR)→1624那加……
新那加1644→1652名電各務原1707→1715犬山1721→1740新可児1744→
1755御嵩1829→1840新可児1844→1904犬山1912→1928小牧

朝は岩倉駅まで車で乗せてもらい、岩倉でフリーきっぷを購入。
最初の目的は本数の少ない築港線ですが、
朝早すぎるので先に聚楽園へ行き、大仏(写真左)を撮影してから築港線へ。
築港線は土曜にもかかわらず、東名古屋港行は結構な乗車率でした。
終着の東名古屋港(写真中央)で列車を1本落として撮影後、
今度は神宮前、名鉄名古屋で途中下車して硬券入場券を購入。
さらに名古屋では近鉄にも寄ってスタンプ押印と近鉄硬券入場券を購入しました。
続いては津島線に乗り換えですが、先に岩倉方面行きの電車が来たため、
東枇杷島で下車したのですが、土日は営業しておらず、
硬券入場券が買えませんでした。
須ヶ口でも硬券入場券を購入しつつ、乗り換えて勝幡へ。
そうです。信長生誕地の勝幡城跡撮影(写真右)のためです。
勝幡に戻り津島で尾西線に乗り換え、佐屋でも硬券入場券購入し弥富へ。
弥富では近鉄弥富駅に寄ってスタンプ押印と硬券入場券を購入したため、
1本落とすことになりました。さらに疲労のため、
津島駅での乗り換えを寝過ごしてしまったため、
やはり硬券入場券のある木田で下車し、津島へ戻ります。

津島から再び尾西線名鉄一宮で乗り換え、終着駅の玉ノ井駅(写真左)へ。
玉ノ井も寂しい無人の終着駅ですが、manacaの自動改札が導入されていました。
しかも、撮影していると運転士が「ヘッドライト点灯けようか」とサービスしてくれました。
尾西線踏破後は笠松へ向かい、竹鼻線羽島線で新羽島へ。
新幹線岐阜羽島駅との接続駅で、岐阜羽島へは車で数回行ったことあるものの、
この名鉄線に乗るのは初めてでした。
岐阜羽島駅にも寄ったあと笠松に戻り、
今度は加納で下車して加納城(写真中央)へ。
加納は江戸時代に藩が置かれたところで、
中山道の宿場町だったところですが、あまり観光などでは知られていない不思議な町です。
加納城跡までは結構歩き、帰りはバスにしようか悩みましたが、
結局、駅に戻って名鉄岐阜各務原線に乗り換え。
並行するJR高山本線の各駅も撮影したいがため、
手力で下車して高山本線長森駅まで歩き、
長森から手力へ戻るのもかったるく、ちょうど列車が来たため、
高山本線で那加まで行き、隣接する新那加から再び名鉄
名電各務原で下車し、JRの各務ヶ原駅を撮影して犬山へ。
最後はすでに名鉄が廃止を示唆する広見線新可児御嵩間を乗ります。
この区間は2005年5月31日にも乗車し、撮影もしていますが、
このあと無人化された明智御嵩駅の硬券入場券を買いそびれ後悔しきりです。
終着の御嵩(写真右)では冒頭写真のように「乗って残そう」の幟があり、
無人化された駅舎には観光協会が入って観光案内をやっており、スタンプもありました。
しかも19時まで営業しており、町のがんばりがうかがえます。
観光案内所のおばさんともいろいろとも会話ができ、
列車を1本落として撮影もし、少しだけ町を散策しましたが、
本日は列車の乗り遅れや寝過ごしがあったぶん、
御嵩駅への到着が遅くなったことが残念に思いました。
御嵩町は終着の御嵩駅前から中山道の宿場町が開けており、
無料で開放している資料館もあって、本当にいい町です。
だから観光案内所でもお土産や本などを販売してほしいです。
もう夕暮れで町にお金を落とす手段がなく、缶ジュースしか買えませんでした。
乗客もまばらではありますが、そこそこ乗っており、
日中の小牧線ぐらいの乗車率はあると思うのですが、
これはやはり名鉄が30分ヘッドで列車を運行しているからで、
これが間引かれれば地方の第三セクターのようにもっとひどい乗車率になるでしょう。
さらに云うなればバス転換すると、公共交通離れが露骨になり、
バスはますます本数を間引かざるを得なくなります。
だからこそ、地元民を含めもっと名鉄広見線を利用して残してほしいと思うのです。
そして欲を云うなら、区間運転にしたのだから、
もう少し停留所が増やせればと思うのですが……。
こうして御嵩をあとにし、実家に戻って初日を終えましたが、
天候は曇空で芳しくないにしても、なんとかもって雨が降らなかったのは幸いでした。

本日のグルメは不発で、取材では岐阜羽島駅の海鮮わっぱめし850円(写真左)しか食せませんでした。
名鉄では駅弁がないのは当然ですが、以前はもっと立ち食いスタンドがあったと思ったのに、
その類のグルメにはありつくことができませんでした。
しかも分刻みの行動のため時間がなく、食堂などには寄れません
岐阜羽島駅もかつての駅弁業者が倒産していたので、
代替駅弁を探したのですが、案の定、名古屋駅の業者が調製した駅弁しかありません。
駅弁自体はもちろん(゚д゚)ウマーでしたが、
やはり岐阜の特産物を活かした郷土色豊かな駅弁の復活を望む次第です。
夕食は家族で『美濃の郷』へ行き、鯛めし御膳1449円(写真右)(゚д゚)ウマー
家族3人分の食事は僕がご馳走しました(つづく)


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