昨夜は水道橋に打ち合わせに出かけ、ワインを2本あけたうえに、
二次会で『串八珍』へ行ったため、帰りの電車ですでに深酔い。
なんとか寝過ごさずに中野で降り、千鳥足で自宅までたどり着いたものの、
即バタンキュ〜。おかげで朝は早起きしたのですが、二日酔いが抜け切れませんでした。
それでも原稿3本を仕上げてなんとか24ページ分入稿できる体制まではつくったのですが。
本題は2月11日に写真撮影のために取材に出かけた旅行記です。
ただし、今回は「青春18」のシーズン外で有効なフリーきっぷもないため、
通常の料金で出かけることになりました。まずは行程から。
中野446→453新宿500→(小田急)→610本厚木611→(小田急)→618伊勢原……
伊勢原駅北口745→(神奈川中央交通バス)→752道灌塚前833→(神奈川中央交通バス)→
840伊勢原848→(小田急)→946新宿1005→1020赤羽1028→1113熊谷1123→(あさま517号)→
1138高崎1143→1243郷原……群馬原町1757→1858高崎1917→2103新宿2108→2112中野
今回は中央線の始発ではないですが、小田急の始発に乗り継いで、
最初に向かったのが伊勢原です。ここは太田道灌関連の史跡撮影で、
伊勢原到着時はまだ暗かったのですが、最初はバスに乗るのを止め、
太田道灌の首塚がある大慈寺(写真左)まで歩くとようたく明るくなり、
美しい大山(写真中央)が見れました。丸山城跡公園なども撮影して駅に戻り、
大山ケーブル行きのバスに乗って、道灌塚前で下車。
こちらには太田道灌の銅塚がある洞昌院(写真右)があり、
七人塚や糟谷館の堀跡を撮影して、再び伊勢原に戻ります。
本当は未乗の大山ケーブルに乗りたかったのですが、
今回はこのあと逆方向の群馬県へ向かわなくてはなりません。
最初の計画より早く新宿に戻れたのですが、1本前の吾妻線に乗るには、
上越新幹線を頼らざるを得ず、熊谷から840円の自由席特急券を余分に払って
あさま517号に乗って高崎へ向かったのですが、なんとこの新幹線が座れませんでした( ̄Д ̄;)
高崎で5分という短い乗り継ぎで吾妻線に乗り換え、
高崎になぜか売っていた既食済の米沢駅の牛肉どまん中1100円を購入し、
車内で昼食にしました(゚Д゚)ウマー
そして目的は群馬県東吾妻町の岩櫃城跡で郷原駅(写真左)で下車。
岩櫃城跡の全景(写真中央)が撮れる場所を探して撮影したのですが、
本当は吾妻川を渡った対岸からの引きで撮影しなければならず失敗しました。
そして断崖絶壁の標高802mの岩櫃山ですが、
山頂へは危険な岩場があり、本格的な登山靴装備でないと登れません。
ただ本丸は中腹にあるので、大丈夫だろうと高を括っていたのが失敗。
まず郷原から本丸へ向かうのにものすごく道のりがあり、
本丸までの登山道も結構あり、途中には足場の悪い残雪もあって、
たどり着くのには相当苦労しました。帰りは群馬原町駅へ向かって歩くのですが、
これも山の反対側に出るかなりの迂回路で、しかも残雪が凍っていて危険。
極力、踏まれていない新雪を足場に下ったのですが、
やはり一度坂路に脚をとられ、すってんころろんと尻もち。
首にかけていた一眼レフが腹上でガードされて助かったのですが、
もし前かがみに倒れたら、一眼レフは確実に破壊されたことでしょう。
もう二度と登ることはないですが、岩櫃城跡はこのように冬場は凍結のため足場が危険だし、
夏場はクマに遭遇することもあるので大変危険です。
いったん群馬原町駅へ行って撮影と帰りの乗車券を購入したあと、
城郭風の岩櫃城温泉(写真右)へ行き、今回の旅の疲れを落とします。
温泉はネット割引で1割引の360円となったのはよかったのですが、
コインロッカーが有料100円なのはあまり感心できるものではありません。
温泉自体は内湯・露天とも結構広くてよかったんですが。
入浴後は休憩室でひと休みしてから、暗くなった夜道を駅まで戻り高崎へ。
帰りの電車はセミクロスの115系でなく、ロングシートの107系だったのは残念でしたが。
両毛線や吾妻線ではこのどちらかの車両は使われ、当たりハズレがありますね。
帰りはもう途中下車もせず、湘南新宿ラインで新宿へ向かい、
中野到着は21時12分。なんとか22時閉店の『コモティイイダ』で、
ポイント10倍の買い物もギリギリ間に合って何よりでした。
おかげでスタンプの収穫はゼロでしたが、すぐに写真整理をせねばならず、
結構慌しい取材だったことも付記しておきます。