地方へ流れた元中央オープン馬抹消情報(2011年末編)

本日は宅急便受取のために取材に出かけられず、
支払調書の送付資料作成などの雑用で1日費やしてしまいました。
年賀状は6枚、例年なら累計100枚を数えているはずですが、
やはり移転が響いているのでしょうか?
昼食も外に出るのが億劫で、横着してポストに入っていた宅配のパスタを注文。
1400円以上からという条件だったので、トマトカルボナーラのメガ盛にしましたが、
思ったほどの量ではなく、これなら『カプリチョーザ』のほうがすごいです。
なんだかんだ雑用ついでに個人的に調査している
地方へ流れた元中央オープン馬のデータも更新。
ここで2011年10月の抹消に引き続き、2011年末までに抹消された馬たちを掲げておきます。
掲載基準は2011年10月20日の項を参照ください。


サクラビジェイ(北海道/中央26戦5勝/地方15戦0勝/06年ベルセウスS2着)
アルカザン(兵庫/中央11戦2勝/地方0戦0勝/07年京都2歳S)
シルクビッグタイム(兵庫/中央17戦4勝/地方2戦1勝/08年ユニコーンS・GIII2着)
タガノサイクロン(兵庫/中央31戦5勝/地方5戦3勝/09年ディセンバーS2着)
ゼットカーク(高知/中央44戦4勝/地方21戦3勝/08年北九州記念GIII3着)
ブリットレーン(高知/中央59戦6勝/地方92戦5勝/06年札幌日経OP3着)
パリスドール(荒尾/中央11戦2勝/地方7戦0勝/09年ひまわり賞


ご記憶の馬はいましたでしょうか? いずれも重賞に出走した馬たちなので、
抹消後も無事余生が送られていることを願うのみです。
ブリットレーンはOP2着以内でないので、本当は対象外になってしまうのですが、
05年の春の天皇賞にも出走したステイヤーで、
その後、福山・高知へと流れて通算151戦を称えての掲載です。
パリスドールサイレントハンター産駒という超渋血統で、
2歳オープンのひまわり賞を勝った馬。
荒尾最終日の肥後の国グランプリオープンがラストランで、
シンガリ負けに終わりましたが、あれだけの牝馬ですから繁殖にあがっていることでしょう。
また、新年早々になりますが、浦和の小久保厩舎にいたトーセンキャプテンも、
登録抹消となりました。同馬は08年函館記念GIIIの勝ち馬で、
中央では23戦4勝。地方緒戦となった2011年8月3日のサンタアニタトロフィーで、
競走中止し、その後の安否が気遣われていました。
重賞ウイナーですので本来なら引退名馬等のけい養展示の年金資格を有しているのですが、
昨年からの制度変更で年金支給が14歳まで引き下げされたため、生存の危機に晒されています。
また佐賀のコスモオースティン(中央40戦3勝/地方3戦1勝/05年毎日杯GIII2着)は、
昨年5月5日のレースで予後不良の報道があるにもかかわらず、
依然、退厩扱いになっており、登録抹消の手続きがとられていません。
以上の馬たちの移動先の情報を知っている方は、ぜひこちらまでお知らせ願えればと思います。


中央オープンだった元エリートでも、地方でなかなか勝てないケースも多いのですが、
なかには地方で再生した馬もいます。09年東海S(GII)3着のランタス(川崎)は、
昨年の浦和記念JpnII)で中央勢を蹴散らして勝利。
10年大沼Sの勝ち馬スターシップ船橋に移籍し、本年1月3日の
報知オールスターカップで緒戦を勝利で飾り、復活の烽火をあげました。
いずれこういう馬たちも紹介していければと思いますが、
まだサイト構築の技術が追いつかず、時間もとれない有様です。
最後に本日一番の悲劇はこの日記をいったん書き終えて、
トラックバックを送信したときにエラーが出て、
前のテキストがすべて消失してしまったことです・゚・(ノД`;)・゚・
バックアップ機能もないし、はてなダイアリーは時折こういう事故が起きるのです。
いったんテキストで書いてから貼ったほうが二度手間でも救われたのですが。


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