地方へ流れた元中央オープン馬抹消情報(2018年秋編)

10月中はバタバタしていてなかなかこの情報をUPできませんでしたが
地全協から10月1日付で抹消された地方へ流れた元中央オープン馬のデータを更新しました。


まずは4月2日〜9月30日に抹消された馬たちを抹消日順に掲げておきます。
掲載基準は2011年10月20日の項を参照ください。


4月14日・タナトス(岩手/中央61戦6勝/地方2戦0勝/15年東京JS・GIII2着)
4月18日・サクラゴスペル(北海道/中央35戦9勝/地方3戦1勝/15年京王杯SCGIIほか重賞2勝)
5月14日・カラダレジェンド(岩手/中央12戦2勝/地方19戦4勝/13年京王杯2歳S・GII)
5月26日・クラシカルノヴァ(金沢/中央32戦5勝/地方23戦6勝/12年名古屋GP・JpnII2着)
6月9日・オリオンザジャパン(大井/中央29戦5勝/地方8戦0勝/16年七夕賞GIII3着)
6月11日・エイシンライダー(岩手/中央13戦2勝/地方1戦0勝/14年萩S)
7月10日・ロワジャルダン(大井/中央25戦6勝/地方3戦0勝/15年みやこS・GIII
7月20日メイショウノーベル(北海道/中央32戦4勝/地方14戦1勝/14年カペラS・GIII3着)
7月21日・インプレスウィナー(岩手/中央45戦7勝/地方38戦3勝/13年信越S)
8月29日・デュアルスウォード(高知/中央31戦5勝/地方68戦4勝/12年京葉S、15年早池峰賞
8月29日・ヘミングウェイ(高知/中央21戦2勝/地方25戦2勝/13年シンザン記念GIII2着)
8月31日・コーリンベリー(大井/中央27戦8勝/地方2戦0勝/15年JBCスプリントJpnIほか重賞2勝)


半年の間に12頭の名馬が抹消されました。
このうちコーリンベリー華代ちゃんのブログで繁殖が発表されています。
15年京王杯SCGIIや13・14年とオーシャンSを連覇したサクラゴスペル
功労馬として北海道・新ひだか町新和牧場で繋養展示されることになりました。
地方移籍馬としては極めて稀なので喜ばしい限りです。
未確認情報ながらオリオンザジャパンは相馬野馬追で、
メイショウノーベルは千葉県の乗馬クラブにいるとnetkeiba.com掲示板に書かれていました。
ただ、悲しい別れもつきもので、クラシカルノヴァは5月下旬にへい死、
15年みやこS・GIIIを制し、地方移籍後も18年マーチS3着と存在感をアピールしたロワジャルダン
蟻洞(ぎどう)の悪化からきた負重性蹄葉炎となり、7月6日に安楽死の処置がとられたそうです。
それ以外の馬の消息は確認できませんでした。


また、年2回引き続き1年以上地方競馬の競走に出走しなかった場合、
馬主や厩舎からの届出がなければ、自動的に登録を抹消する制度にともない、
10月1日付で下記の3頭が抹消されました。


テイエムタイホー(北海道/中央49戦7勝/地方4戦0勝/15年タンザナイトS)
テイエムキュウコー(佐賀/中央12戦2勝/地方23戦2勝/13年ひまわり賞
ロードフェリーチェ(佐賀/中央13戦1勝/地方9戦0勝/15年シンザン記念GIII2着)


これ以外でも10月2日以降に2頭の馬が抹消されていますが、
こちらは2018年末の情報で追記したいと思います。
残念ながら今回も抹消馬の写真はありません。
すべての競走馬のその後を追跡することは到底不可能でありますが、ここで発表することによって
一人でも多くの方が元中央オープン馬という看板馬に関心をもち、
1頭でも多く、その後が確認できれば、元競馬マスコミとしてこの上ない喜びです。
それでは2018年末までの抹消馬を追って来年度にまたお会いしましょう!


【人気blogランキングへ】