飯田線で「寝る鉄」

前日は打ち合わせがあり、『坂の上の雲』最終回を観たり、
書類関係整理の雑用やらに追われ、青春18の2日目は、
結局、徹夜明けのままカメラ・スタンプ帖・時刻表・現金・携帯だけ持って
慌しく家を飛び出して始発のある中野駅へ向かいました。まずは行程から。


中野425→513高尾514→551大月554→643甲府646→813塩尻822→842辰野855→
928伊那北934→947伊那松島1012→1554豊橋1623→1657浜松1700→
1704天竜川1714→1721豊田町1732→1741愛野1753→1812金谷1831→
1902静岡1930→2242東京2308→2327中野

今回の目的は飯田線での寝る鉄で、飯田線は全線直通の普通列車があり、
約7時間通しで乗ることになります。ただ、さすがに乗っているだけでは退屈すぎるため、
豊橋発の下り列車のほうが数分停車する駅が多いのですが、
あえて中央線経由の辰野から乗車しました。
というのは中央本線の支線・辰野線(辰野〜塩尻間)が国鉄時代から
未乗のままで、できれば陽の明るい時間帯に乗っておきたかったからです。
結局、中央本線に乗り始めたのは、岡谷〜塩尻の塩嶺ルートが開通した
昭和58年(1983)以降だったからで、その後もずっと乗りそびれていました。
そのためわざわざいったん塩尻に寄ってから、
クモハ123系(写真左)のワンマン列車で辰野へ向かいます。
本数が少ないにもかかわらず、小野では列車交換がありました。
そして辰野から飯田線豊橋へ向かうわけですが、豊橋行は1本あとの列車のため、
伊那北伊那松島(写真中央)と途中下車。しかし、駅舎は逆光で撮りづらく、
伊那松島のスタンプは磨耗がひどくてきれいに押せませんでした。
伊那松島から豊橋は約5時間40分。このうち北殿・伊那八幡では列車交換で数分停車したものの、
飯田ぐらいでしか長時間停車はなく、あとは景色を観ながらうとうと。
でも、飯田線の全駅名標を撮るため、停車のたびにちょこまか動く鉄小僧や、
ボックス4席をとって車窓を肴に呑み鉄する年配者も数名いました。
豊橋からは東海道本線でスタンプを押しそびれていた駅に寄りつつ静岡へ。
静岡では定番の373系東京行(写真右)で心地よい眠りにつき、
東京で臨時快速ムーンライトながらを撮影し、中野へ帰りました。

本日のグルメは塩尻駅が朝早すぎて駅弁が買えず、
持参したおにぎりと柿の種で食いつなぎ、15分停車の飯田駅で、
ジャンボ五平餅400円(写真左)にありつけました。
このあと豊橋駅で慌しくきしめんをかきこみ、
静岡駅で特製うなぎめし1220円(写真右)を夕食にしました。
今回は途中下車駅も少なく、どちらかといえば乗る(寝る)鉄に徹したため、
写真撮影枚数は140枚と少なくてすんでいます。

また、スタンプは左から天竜川・豊田町・愛野・金谷と押印し、
これで東海道本線の静岡支社内スタンプはコンプリート終了です。


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