飯田線へ鉄分補給

shugoro2012-12-31

晦日・元旦と取材に出かけていましたので
年が明けてからようやく更新しています。
晦日と元旦だけはどうしても家で過ごしたくなく、
とうとう青春18払い戻しを諦め、
病身をおして徹夜明けで飯田線鉄分補給に出かけてしまいました。まずは行程から。


中野430→436新宿442→501品川510→621小田原622→645熱海649→
918浜松922→957豊橋1042→1740上諏訪1759→1848松本1935→1944村井


とくに撮影目的ではなかったのですが、
今回はこのために携帯コロプラの駅奪取ゲームの
一カ月駅取り放題ブルーライセンス(通常は1日10駅)500円まで購入してしまいました。
しかもバッテリーも1日もたなくなるので、乾電池も割高なものを購入せねばならず、
本当に罪なゲームです。そのため本来ならずっと寝る鉄してるはずなのですが、
駅奪取のために各駅に停車するたびに位置登録をし、東海道本線の熱海〜豊橋間と
周辺の私鉄駅などを奪取しました。そして最大の目的は豊橋からの飯田線です。
豊橋まではひたすら乗り継ぎで買い物もできず、食糧なども確保できませんので、
豊橋では風邪薬からアルコール、駅弁、飲み物を大量に買い込みました。
今回も食費より薬代のほうが高くついたなー。
この機に飯田線全駅と来年3月で無人化される飯田線の駅に別れを告げるツアーです。

それにしても豊橋から上諏訪まで7時間乗り通しはかなり久々です。
通過する船町・下地もなんとかGETでき、車窓の景色を堪能しつつ
途中ウトウトしながらも、各駅奪取はこまめに行っていきます。
飯田線の楽しみは単線だから、途中駅での列車交換待ちがあること。
今回も野田城・大海で撮影し、今年3月25日も訪れた冒頭写真本長篠は16分停車。
しかし、前回訪れたときとほとんど変わっていない本長篠は簡易委託となり、
駅前に何もない本当に寂しい駅のままです。
このあと三河槙原(写真左)伊那小沢でも少し停車し、飯田でも10分停車しました。
飯田から先は盆地で景色も単調になりますが、
来年3月で無人化予定の伊那大島(写真中央)も駅舎が撮影できました。
飯田線って2000年代には結構、駅に駅そばや売店、駅弁などもあったものですが、
ここ数年での衰退は目を覆うものがあります。
伊那大島にも2008年までは売店が併設されていたようです。
最後に10分停車した伊那福岡(写真右)はすでに簡易駅舎になっていました。
はっきりいってこんな寒い地方の駅待合所に暖炉がなければ、
寒いホームで電車を何分も待たねばならないわけで、
これでは利用客が減っても仕方ないともいえましょう。
中央線の駅では自治体の努力で簡易委託を維持しているところもありますが、
JRはどうも自社努力をせずに安易に自治体任せにしてしまう感があります。
まぁとくに東海はリニア中央新幹線に力を入れたいわけですから、
こういったローカル線は邪魔でしかないのでしょう。
こうして飯田線7時間の旅が終わる頃にはすでに陽も落ち真っ暗に。
今回の飯田線は出馬・早瀬・小和田だけは正確な位置を認識せずに取りそびれ、
また天竜峡〜辰野間も沢だけ寝過ごして計4駅のみ取りそびれました。
上諏訪で足湯タオル190円を購入し松本へ。
松本駅では駅前で年越しそばを食し、
本日の宿は村井駅から徒歩7分の信州健康ランドです。
ネット割引1680円に深夜料金1050円で計2730円也
浴場ははそれなりに広かったのものも、どうも家族連れが多くて、
ガキ率が高いのが騒がしくて気になります。休憩所も結構席取が熾烈なため、
早々に席を確保し、徹夜明けで眠れなかったぶんを含め、
年変わりの瞬間も忘れて早々に就寝してしまいました。
やはり夜半に結構咳き込んで眠れなかったのは云うまでもありませんが。

本日のグルメは豊橋で購入した駅弁で
幕の内弁当750円(写真左)と壷屋浪漫800円(写真中央)です。
両者とも既食済でしたので写真は過去のものを用意しました。
やはり車窓を肴に頬張る駅弁は(゚Д゚)ウマー
かつては飯田や駒ヶ根にも駅弁がありましたが、本当飯田線の食糧確保は困難。
豊橋駅弁がなくなると飯田線での駅弁がなくなってしまうので、
本当にいつまでも頑張ってほしいものです。
夜半の松本駅ではさすがに立ち食いそば屋が営業していませんでしたが、
駅前のそば屋で小海老天そば580円(写真右)を年越しそばにしました。
冬の信州そばは身体も温まるし(゚Д゚)ウマー
それにしても松本は標高が高くてしばれるで、
村井から信州健康ランドへの道のりは本当に寒かったです。
ということで本日の撮影自体は50枚程度だったのですが(つづく)


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