スクーデリア会社設立記念パーティ

昨日夜の話ですが、ゼロページ代表の寺崎美保子(通称:ぽにょ)さんの
急なお誘いで冒頭の記念パーティに行ってきました。
会場は水道橋のイタリアンレストラン『トラットリア ラ・ルーチェ』
決してイタメシならぬタダメシに釣られたわけではありません。
仕事も大量にやり残しているので、アルコールも最初の1杯と自粛しました。
冒頭の会社は競走馬の育成を目的としながらも、
牧場の一口オーナーになってもらい、人と馬との交流を育むという、
画期的な事業です。詳しくはこちらをご覧くださいませ。
本社は北海道の日高町に置かれ、ぽにょさんのゼロページの
セカンドオフィスに東京営業所が置かれるようです。
ちょうどJRAが被災地支援競走を行っているので、
競馬に興味ない人でも純粋に馬とふれあえるいい機会かもしれません。
牧場名も募集しており、採用された方には函館競馬観戦ツアーと
湯の川温泉のペア宿泊券+当牧場の個人正会員権利一口がもらえるそうです。
日高には2003年以降行っていないので、ぜひ行ってみたいのですが、
なかなかこの不況では一口募集することもできないので、牧場名でも応募しようかな?
会場にはハイセイコーの講談でおなじみの神田陽司さんや
ゼロページ所属タレントで元高崎競馬ジョッキーの福元弘二さんほか、
高名な執筆陣や出版関係者なども参加し、交流を深めることができました。
とくに高崎競馬は取材で二度訪れたばかりか、
福元さんが所属した川嶋厩舎は、ミホノブルボンの代表産駒で知られる
モリーフォーラム(98年生・牡/01年北関東皐月賞北関東ダービー)、
メモリーブロンコ(99年生・牡/02年北関東皐月賞、北関東菊花賞ほか重賞3勝)がいました。
両頭とも三冠ならぬ二冠で終わってしまったところが父譲りですが。
でも、サンエムキングを管理した岡田先生は、
「あのメモリー2騎にはかなわんなぁー」ともらしていたことが思い出されます。
堅実なshugoroにとって、暴走する巨漢牝馬のぽにょさんには頭が下がる思いです。
馬とのふれあいを考えれば会費もさほど高いものではないと思いますので、
馬に興味ある方は、ぜひ株式会社スクーデリアをご支援くださいまし。


話は変わりますが、昨日発売の『優駿』5月号で毎月楽しみにしている
高井氏の寄稿「P.S.元気です」の特集は胸が締め付けられました。
東日本大震災で被災したのは人ばかりでなく、馬も多かったのです。
この被災で92年オールカマーGIII2着のサクラヤマトオーや、
05年北海道スプリントC・GIIIを勝ったハリーズコメット
津波にのまれてしまったそうです。
さらに福島第一原発事故は野間追いで引退馬を多数繋養する
相馬地方を直撃しました。06年日経新春杯や08・09年中山金杯を制した
アドマイヤフジは千葉へ避難できたものの、
他にも多くの元中央オープン馬が避難できず苦しんでいる様子です。


他に長く出走できないまま、4月1日付で地方の登録を抹消した
元中央オープン馬もたくさんいますので、ここに掲げておきます。


シンメイレグルス(05年昇竜S)
モエレアドミラル(04年北海道2歳優駿GIII
ケージーアジュデ(04年クリスタルC・GIII3着)
ディープエアー(05年札幌2歳S・GIII2着)
マルカキセキ(05年アンドロメダS)
ケイアイフウジン(04年小倉2歳S・GIII2着)


アドマイヤフジのように1頭でも多くのオープン馬の行き先を追跡していますので、
上記の馬で居所を知っている方、情報をお寄せください。
そしてついに命名サザンジェネラル(兵庫・碇清次郎厩舎)も、
登録を抹消しました。中央10戦2勝、地方3戦0勝。
最終競走は2009年11月25日でした。中央時代は小島貞やん厩舎で管理され、
馬主さんから某応援サイトの掲示板で馬名募集したのが採用されたのです。
自分が養っているわけでもないのに馬主気分にひたれました。
ただ、毎レース追いかけていたので馬券はかなりやられましたが、
それでも高配当で2勝し、恩返しもしてくれました。
中央最後は重賞の小倉SJで感激しましたが、このレースは競走中止でした。
その後、脚部に不安が出て、中央登録を抹消しましたが兵庫で復帰。
ただ、ダートは適性がなかったのか、3戦ともビリに終わりました。
退厩後も復帰をずっと望んでいましたが残念です。でも競馬を楽しませてもらいました。
ありがとうサザンジェネラル!
こちらも消息わかったらご連絡ください。


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