地方へ流れた元中央オープン馬抹消情報(2018年春編)

2018年に入ってから初めての抹消情報になりますが、
地全協から4月1日付で抹消された地方へ流れた元中央オープン馬のデータを更新しました。
まずは1月1日〜3月31日に抹消された馬たちを抹消日順に掲げておきます。
掲載基準は2011年10月20日の項を参照ください。


2月23日・カオスモス(浦和/中央33戦3勝/地方8戦0勝/14年ダービー卿CT・GIII2着)
3月30日・トーセンラー(浦和/中央30戦2勝/地方5戦0勝/14年クローバー賞
3月30日・ケイアイレオーネ(大井/中央17戦4勝/地方19戦5勝/13年シリウスS・GIIIほか重賞5勝)


今回は3頭と少なかったのですが、地方移籍後も16年大井記念、17年報知オールスターC、
フジノウェーブ記念、スパーキングサマーCなど南関東重賞を4勝した
ケイアイレオーネは3月のフジノウェーブ記念で出走取消になり
その後、右後肢骨折が判明して引退。北海道の牧場で治療しながら今後を考えていくと
華代ちゃんのブログにありました。とりあえず無事は確認できています。
残念ながらカオスモストーセンラーの消息は不明でしたが
トーセンラー牝馬なので繁殖に上がっていることを信じたいです。
また、年2回引き続き1年以上地方競馬の競走に出走しなかった場合、
馬主や厩舎からの届出がなければ、自動的に登録を抹消する制度にともない、
4月1日付で下記の2頭が抹消されました。


トーセンアレス(浦和/中央25戦6勝/地方30戦4勝/14年スパーキングSCほか重賞1勝)
ダイナミックグロウ(兵庫/中央38戦6勝/地方34戦7勝/08年阿蘇S)


トーセンアレスは中央では10年昇竜Sを勝ち、
浦和の小久保厩舎に二度移籍した馬です。
最初の地方転厩時には12年埼玉新聞栄冠賞を勝ち、再び中央に戻って障害を1勝したあと
再び浦和に転厩して14年スパーキングSCを勝ちました。
しかし、2016年8月以降の出走がなく、今回抹消手続きがとられたようで、
その後の消息が確認できてません。
ダイナミックグロウのほうは未確認情報ながら
抹消される前に乗馬クラブのクレイン大阪へ移動しましたが、
そこで昨年10月頃に亡くなったと掲示板にありました。
すべての競走馬のその後を追跡することは到底不可能でありますが、ここで発表することによって
一人でも多くの方が元中央オープン馬という看板馬に関心をもち、
1頭でも多く、その後が確認できれば、編者としてこの上ない喜びです。
それではまた本年10月1日付の抹消の情報でお会いしましょう。


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