競馬予想以外で半年ぶりにこのぼろぐに戻って来ました。
毎年３回しか発表しませんが、地全協から10月１日付で抹消された
地方へ流れた元中央オープン馬のデータを更新しました。
まずは2016年４月２日〜９月30日までに抹消された馬を抹消日順に紹介します。
掲載基準は2011年10月20日の項を参照ください。
４月７日・バトードール（船橋／中央34戦３勝／地方14戦1勝／10年ＪＤＤ・JpnI３着ほか重賞１勝）
４月11日・ユウキソルジャー（岩手／中央16戦４勝／地方16戦０勝／12年菊花賞・GI３着）
５月16日・コスモセンサー（岩手／中央37戦６勝／地方６戦１勝／10年アーリントンＣ・GIII）
５月27日・アドマイヤシャトル（高知／中央23戦５勝／地方64戦10勝／09年端午Ｓ２着）
５月28日・モズ（岩手／中央30戦３勝／地方26戦４勝／09年札幌２歳S・GIII２着ほか重賞２勝）
５月31日・ゴールスキー（川崎／中央42戦８勝／地方１戦０勝／14年根岸Ｓ・GIII）
６月20日・シルクアーネスト（岩手／中央46戦６勝／地方13戦３勝／13年福島テレビＯＰほか重賞２勝）
８月８日・シゲルキョクチョウ（佐賀／中央35戦５勝／地方10戦０勝／10年小倉２歳Ｓ・ＧIII２着）
８月14日・オメガホームラン（岩手／中央19戦３勝／地方13戦０勝／12年ジュニアＣ）
８月21日・ドリームバスケット（岩手／中央39戦６勝／地方23戦４勝／13年ポートアイランドＳ）
９月８日・アドマイヤサガス（船橋／中央44戦７勝／地方２戦０勝／14年北海道ＳＣ・JpnIII）
９月13日・メトロノース（高知／中央28戦３勝／地方43戦12勝／08年北海道２歳優駿・JpnIIIほか重賞１勝）
半年の間に12頭も中央舞台を賑わした名馬が去っていきましたが、牝馬はいませんでした。
このうちバトードールはノーザンファーム、
ドリームバスケットは岩手のカトウＴＭＫトレーニングファーム、
アドマイヤサガスは葵ちゃんの母校・東関東馬事学院で
乗馬になることが掲示板に書かれていました。
また、ゴールスキーは地方で１戦しただけでしたが、ストームファームで種牡馬入りしたそうです。
しかし、中央重賞ウィナーのコスモセンサーの消息は確認できませんでした。
また、年２回引き続き１年以上地方競馬の競走に出走しなかった場合、
馬主や厩舎からの届出がなければ、自動的に登録を抹消する制度にともない、
10月１日付で下記の４頭が抹消されました。
プレファシオ（船橋／中央25戦５勝／地方14戦１勝／10年昇竜Ｓ）
スズジュピター（金沢／中央38戦４勝／地方15戦１勝／07年東スポ杯２歳Ｓ・GIII２着）
トーホウチェイサー（愛知／中央35戦７勝／地方５戦２勝／13年ＮＳＴ賞）
ナニハトモアレ（兵庫／中央43戦４勝／地方19戦０勝／10年アンタレスＳ・ＧIII２着）
このうちプレファシオは船橋競馬場の誘導馬として第二の馬生を送るようです。
さすがに郡上へ移住してしまうと競馬場へ行く機会も減ってしまったため、抹消馬の写真はありません。
すべての競走馬のその後を追跡することは到底不可能でありますが、ここで発表することによって
一人でも多くの方が元中央オープン馬という看板馬に関心をもち、
１頭でも多く、その後が確認できれば、元競馬マスコミとしてこの上ない喜びです。
それでは2016年末までの抹消馬を追って来年度にまたお会いしましょう！
