12日14時より、神保町の「書泉グランデ」６Ｆで、
前日発売になった『乗って残したい… 赤字ローカル線は今？』（インフォレスト）での
鉄道アイドル木村裕子さんのサイン会が行われました。
14時から始まったサイン会は15時30分ぐらいまで押してしまいましたが、
50人以上のファンの方が購入してくれるという大盛況でした。
しかも一番最後のお客様はあの『鉄子の旅』でおなじみの横見さんじゃないですか！
本の内容は今、廃止の危機にある赤字ローカル線38線を取り上げ、
営業係数（ＪＲは国鉄時代のもの）や輸送密度、各駅乗降客数、
列車本数の推移まで細かく数字で分析したうえで、
実状と対策などを論功したお堅い本です。監修は運輸評論家の小関秀彦氏。
このなかで木村さんのカラー特集は「愛は鉄道を救う！」です。
ローカル線を救うために私たちができることとして、
木村さんは各地の第３セクター会社でイベントを催すなど、
集客活動に積極的な話がいっぱい盛り込まれています。
本文の執筆陣は人気鉄道旅行作家てんきゅうさんや
鉄道擬人化イラストでも有名な恵知仁氏、
鉄道紀行作家として著作を多数出す新進気鋭の田中正恭氏など
すっご〜いメンバーが寄稿しており、読み応え十分です。
この本でも岩田ドラえもんはサインをねだるので、
お願いしたら、木村さんは「常滑に来てた親子連れね」としっかり記憶してました。
もう数年前なのに、さすがはファンを大事にする木村さんですね。
月曜にはちょうど樽見鉄道の廃止を示唆する報道や、
北陸新幹線で廃止対象にあげられている大糸線なども話題になっており、
今冬はまた「青春18」族が殺到しそうな勢いです。
でも、第３セクターはともかく、ＪＲって「青春18」で乗っても、
輸送密度にも収益にも反映されないのが辛いところ。
また雪の只見線に乗りに行きたいのですが、殺到するんだろなー。
木村さんのサイン会で購入できなかった方もどうかこちらで購入を……。
ＰＳ．ここを読んでいる執筆陣の方、献本遅れましてすいません。
見本誌届き次第、すぐに手配いたします。もうしばらくお待ちを。
