樽見鉄道がピンチ!

shugoro2010-07-09

本日の中日新聞の記事ですが、
樽見鉄道の支援継続に厳しい声があがっているようです。
長いので内容を簡略すると、樽見鉄道を財政支援する沿線5市町の
樽見鉄道連絡協議会」本年度総会が8日に開かれましたが、
会長の藤原勉本巣市長が支援打ち切りの検討を示唆するなど、
厳しい意見が相次いだとか。毎年財政支援しても、
毎年1000〜3000万円の最終赤字を計上。
2010年3月末時点で累積赤字は2億3000万円に上っているそうです。


うーん、やっぱり2006年の貨物廃止が響いているのでしょう。
神岡鉄道も結局、2004年の貨物廃止の影響で2006年に廃止されましたから。
しかし、道の駅との併設や大型商業施設モレラ岐阜との直結駅とか、
経営改善の工夫もみられるだけに、他の路線に比すればまだ救う手立てはあると思う。
樽見鉄道国鉄時代の1983年に岩田ドラえもんと初乗車。
帰りに途中から乗ってきた娘にひと目惚れしてしまった思い出がある。
第3セクター移行後に神海〜樽見間が延伸し、
91年にもドラえもんと乗りに行っている。
あの頃はお花見列車「うすずみファンタジア号」の客車が3両編成で運転され、
楽々座れたし、お花見弁当も販売されていた。
しかも車内は宴会ができるようテーブル付に改装されており、
樽見までの汽車旅を大いに楽しんだものだ。
しかし2007年、16年ぶりに再訪した樽見鉄道は、
お花見シーズンなのに、大垣から列車が1両でしか対応できずひどいものだった。
このときはうすずみ温泉ゆったり食事プラン3000円を利用。
樽見鉄道線内のフリーきっぷとうすずみ温泉入浴券および
1000円分の食事券がついたクーポンで温泉も食事も満喫した。
しかし、樽見駅からうすずみ温泉への無料送迎バスがあっても、
淡墨桜へのシャトルバスはなく、アクセスの不便さを感じた。
1000円分の食事券というのも、お釣りが出ない不合理さから不評だったのか、
現在は食事券がなくなり、うすずみ温泉入浴券&1日フリー乗車券2200円と値下げしている。
よくよく考えると、2009年4月7日に樽見鉄道へ行った際は、
ムーンライトながらの指定券が取れずに東海道の始発を乗り継いでいる。
始発の大垣に着くまでに半日つぶしているわけだ。
それにしても91年も07年もそうだが、樽見鉄道は天候に恵まれない。
来春あたりもう一度乗っておきたいが、もう「青春18」がないのかも。


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