何故に列車ホテル?

やばい! 地獄の10月も半分過ぎてしまった。
下版手前の本の最終チェックをしていたら午前4時。
ひと寝入りしてから午後は五反田で打ち合わせ。
ようやくひとつ仕事の成果というべき、見本誌もでき上がってきました。
かなり仕事はこなしたつもりです。
本日だってカラーを8ページも入稿したし。
しかし、やってもやっても湧いてくる仕事の流れに、
休養もせず連闘で走り続けたムッシュシェクルはいっぱいになりました
半額の値札につられ、久々に食したフライの揚げ物が胃にもたれたか。


くうだらない話題で終わってしまいそうなので変えます。
2009年3月のダイヤ改正をもって運転を終了した九州行ブルトレだが、
ツアーでは相変わらず人気なようで、「列車ホテル」としても復活。
唐津くんち」で宿泊施設が不足し、唐津駅構内に簡易宿泊所として使用されたり、
熊本県多良木町では宿泊施設が少ないため、はやぶさの客車3両を購入したそうです。
しかし、唐津くんちみたいな補充宿泊みたいなものは使い勝手がいいけど、
宿泊施設として今さら寝台車が利用価値あるんだろうか?
動きもしないのに、わざわざ狭い客車に泊まるとは。
80年代はこういうSLホテルが各地にあり、スタンプのネタにもなっていたが、
2008年11月3日に休業した小岩井農場を最後にSLホテルは全滅。
いま寝台車を宿泊施設に活用しているのは、三重県亀山市国民宿舎関ロッジだけという。
結局、物珍しさで一時的に賑わってもじきに廃れてしまうのではないか。
もし、普通に宿泊するなら寝台車より普通のベッドのほうが快適だからだ。
やっぱ寝台車は「走るホテル」であり、走ってナンボの世界。
走らない寝台車なんて、クリープを入れないコーヒー(古い!)
馬券買わずに競馬見てるようなものだ。
でも、91年に長瀞へ行ったときはSLホテルが営業しており、スタンプを押した記憶がある。
動かない寝台車だから1泊2食が結構安く食指が動いたものだ。
でも、しょせんは日帰りコースだから泊まらなかった。
列車ホテル自体が貴重な存在になっていただけに、一度泊まっておくべきだったかもしれない。


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