この時点ですでに１日遅れで仕事を進めてしまっている。
どうも気分の萎える仕事は生産力と効率を著しく落としてしまっている。
日常の記録はこのへんにしておいて、
本日の話題は22日の夕方、01年の皐月賞馬で種牡馬のアグネスタキオンが繋養先の社台ＳＳで
急性心不全のため死去したという。享年11歳。ご冥福をお祈りいたします。
サンデーサイレンスの後継種牡馬として期待されていただけに、
ＰＯＧファンにとっては非常に残念な訃報となった。
産駒は07年桜花賞・秋華賞・エリザベス女王杯、08年有馬記念を勝ったダイワスカーレットはじめ、
ロジック、ディープスカイ、キャプテントゥーレ、リトルアマポーラなどＧＩ馬を多数輩出。
これだけよくもまぁ走る産駒を出したものだ。
でも産駒はダイワスカーレット以外は好きになれず、
とくにあの現役時代は01年の競馬を盛り下げてしまった張本人だった。
あのとき河内には２頭のお手馬がいた。弥生賞を勝って３戦３勝の同馬。
そしてスプリングＳを勝って４戦４勝のアグネスゴールド。
河内は前年に全兄のアグネスフライトでダービーを制覇していたが、
クラシック第一弾でどちらを選ぶのか、直接対決も非常に気になった。
と・こ・ろ・が……ゴールドはスプリングＳを勝ったあと骨折。
なんかわざと回避していないかと思うほど都合のいい故障で、
タキオンまで皐月賞を勝ったと思えば、左前浅屈腱炎であっけなく引退。
ゴールドは秋に戻ってきたが精彩を欠いたただの馬になっていた。
このあたりは社台の陰謀があったと思えるようなすかし方だったのだ。
アグネスフライトもダービー後はぱっとしなかったため、
アグネスタキオンは早熟と陰口を叩かれており、
ダイワスカーレットの登場までは好きになれなかった。
そのダイワスカーレットすらいいところで引退してしまうし。
こうしてみると同馬もそうだが、産駒にも不運がつきまとっているとしか思えない。
それはともかく、サンデーの後継はまたも戦国時代を迎えることになるのだろうか。
