殿堂入りって……

shugoro2011-05-10

昨日の話ですが、7冠牝馬ウォッカ(冒頭写真/JRA提供)
顕彰馬に選定され、競走馬の殿堂入りを果たしたそうです。
たしかに07年日本ダービー、08年安田記念天皇賞
09年ヴィクトリアマイル安田記念ジャパンC
牡馬相手に引けをとらなかった実績は認めますが、
どうもこの馬に対しては強いという印象がもてないんです。
というのも牝馬クラシック戦線ではダイワスカーレットの後塵を拝していたし、
07年後半から08年の京都記念までは負けすぎでしょ。
もちろん、そのあとの復調は認めますが、
安定味という強さではダイワスカーレットブエナビスタのほうが上と思ってしまいます。
かつては学識経験者12名からなる選考委員会の評議で選出されていましたが、
これが競馬記者歴10年以上の記者による投票選考に改められました。
そのため殿堂入りがのハードルが高くなってしまい、
1人2票の投票で75%以上の得票率が必要とか。
エルコンドルパサーが毎年選考から落ちるのは仕方ないにしても、
ブエナビスタを出した4冠馬スペシャルウィークは得票率が15.6%しかありません。
やはりレースのインパクト度なども投票に影響するのではないでしょうか。
まだ、ミホノブルボンに2票入っていたのは驚きでしたが、
メジロラモーヌ以来の三冠牝馬になったスティルインラブなど、
1票も入っておらず見向きもされません。
やはり三冠制覇後のGIIIでも大敗という低迷ぶりが評価を下げたのでしょう。
そういう意味では今週のヴィクトリアマイルに出走するアパパネも今後が課題です。
そしてこのアパパネと対戦するスペシャルウィーク産駒のブエナビスタ
この馬はっきりいってウォッカ以上に強いことはいうまでもないですが、
どうもJCの降着やGI取りこぼしが多いのです。
これが祟って現時点で5冠。十分殿堂入りの資格を果たしていますが、
肝心のドバイWCでは不可解な惨敗。
こんな牝馬同士の対決など軽く制してぜひウォッカの記録を抜いて、
引退後は殿堂入りしてほしいものです。


≪備忘録≫
とにかくバテました。昨夜ダウンして23時に起きて17P分をようやく脱稿。
午前中は郵便局や金融機関にも行き、書類製作も時間とられました。
しかも本日は13時から麹町で打ち合わせをはさんだため、
徹夜明けで打ち合わせをすませ、『なごみの湯』へ直行。
有効期限のない招待券を利用して命の洗濯をしてきました。
で、食堂でうなぎの雑炊820円を食し、ひと休みして夜に帰宅しましたが、
またも急ぎの仕事が……再びの徹夜モードです。


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