『江』第17回「家康の花嫁」

日曜夜だけは『江』と『JIN』の連続テレビ三昧で、
合間の15分にデータの移動などを済ませましたが、
『JIN』のあと力尽きてしまいました。
さて、先週は『江』15.9%、『JIN』20.4%とやはり『JIN』の圧勝でした。
それにしても『江』の視聴率は苦戦してますね。
長浜の大河ドラマ博覧会は大盛況というのに……。
そういえば今日のGI・NHKマイルC放送のゲストに
初役の水川あさみさんが出演していましたが、話になりませんでした。
せめて主役のじゅりっぺは呼べなかったのでしょうか?
まぁ、競馬に興味のない役者を無理に番組に出演させるのは、
かえって違和感がぬぐえなかったということです。


本題は天正13〜14年(1585〜86)、江13〜14歳でなかなか成長しません。
今回も家族の団欒を盗み聞きしたり、家康を臣従させる方策を相談したりと、
主人公を無理矢理絡ませる大河特有のうざさが出ています。
今回は江の二度目の夫・となる羽柴秀勝AKIRA)が初登場。
信長四男で養子にしていた秀勝が亡くなり、
姉ともの子・小吉にその名を継がせます。
しかし、まぁ今回は秀吉の妹・旭が兄に好意的かと思えば、
兄のために前夫と離縁して家康に嫁ぎます。
それでも上洛しない家康。ついに秀吉が母の大政所を人質に出すことで上洛します。
このあたりの展開は少々不自然なところもありますが、
やはり名脇役のすばらしい演技に救われています。
とくに大政所役の奈良岡朋子さんがすばらしい。
家康上洛に際し、秀吉が諸大名の前で家康に臣従を命じ、
家康も陣羽織を所望する件は『天地人』などでも採用されていましたね。
それにしてもくだらないのは秀吉の茶断ち。
母が戻ってきたところで、秀吉は茶の席に茶々を招き、
茶断ちと愛しの茶々に会わない茶々断ちをしてたとか。
茶断ち茶々断ち……、
こんないまどきおやぢギャグにもならないことをして、
脚本家はウケルとでも思っているのでしょうか?
このセンスのなさが、視聴率の冷え込みを物語っています。
まだ、酒断ちや好色な秀吉が女断ちしているならともかく、
これで落ちていく茶々も相当アホですな。


史跡紀行では家康ゆかりの地として静岡県浜松市浜松城
五社神社諏訪神社などが紹介されました。
浜松城は復興の鉄筋城ですが、2005年とそれ以前に二度訪れました。
お城にはボランティアガイドなどもいて、なかなか見ごたえありましたが、
ここに一龍斎貞花師匠解説のビデオがあったのはビックリでした。
今回はJR浜松駅のスタンプと浜松城および浜松城スタンプをUPします。

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