『江』『ＪＩＮ』と連続して観ていて、
疲労からか『ＪＩＮ』の終わりあたりから意識を失ってしまいました。
先週は『江』18.1％、『ＪＩＮ』20.8%でしたね。
ただ、日曜21時〜は視聴率争いが熾烈の上で、
『ＪＩＮ』が20％というのは驚異的でありましょう。
『江』をこの時間帯に放送したら、どうなったことやら……。
さて本題ですが、今回もくだらないし、三姉妹の中で一番地味な初が結婚。
これで初の出番はもっとなくなることでしょう。
むろん政略結婚を恋愛にしてしまうのは脚本家の趣味ですが。
すでに秀吉が茶々を側室に所望したことが北政所にばれており、
江も「約束が違う」と念書をもってきて秀吉に読ませますが、
権謀術数渦巻く乱世ですから、これは紙切れにすぎません。
しかし、大政所の奈良岡さんが登場しなかったのは残念。
「藤吉郎、てゃーぎゃーにしとかなだちかん」
という名古屋弁を一発かましてほしかった。
で、初はイケメンの高次に一目惚れし、
初の頼みもあって高次を一緒にさせたいがために茶々が秀吉に懇願。
それに対して秀吉が見返りを求めます。
で、ついに茶々が「自分を好きにしてもいいが、側室にはなりたくない」と云い、
秀吉もここでは「戯言じゃ」と云って手は出しません。
しかし、敵といいながら次第に籠絡されていく茶々。
今回は三成とのラブロマンスなしバージョンですが、
せめてイケメンと云われた大野治長ぐらいいい加減登場しないものか？
ドラマの最後で秀吉が新しい側室トヨ（山内明日）と紅葉を楽しみ、
これを見かけた茶々は秀吉に張り手を打ち泣き出します。
この古典的なツンデレを今時大河でやってのけるとは……。
しかし、この側室トヨって誰？ オリジナルの端役なのでしょうか？
秀吉の側室で有名な加賀殿（前田利家娘）や三の丸殿（信長娘）は、
登場しないのでしょうか？ しかし、信長の娘にまで平気で手を出す秀吉が、
あそこまで茶々にためらうのも不思議なものです。
史跡紀行では京都市上京区の聚楽第跡や黒田邸跡、出世稲荷神社、
中京区の錦市場などが紹介されました。
聚楽第跡は黒田官兵衛や千利休、上杉景勝など、
諸将の邸宅跡碑が点在していて、それは市内を相当歩き回ります。
しかも街角にぽつんと立っているので見落としてしまうことも。
出世稲荷と錦市場は未訪ですが、京都在住の政君に時折撮影を頼んでおり、
京都に暮らす政はこういう写真がたくさん撮れるので羨ましい限りです。
僕も半年でいいから京都に滞在して関連史跡を撮影しまくりたい……。
今回は昨年９月に訪れた聚楽第跡と政撮影の錦市場の写真をＵＰします。
『江〜三代将軍家光の母・崇源院』（メディアボーイ）をまだ購入していない方は、
ぜひこちらからご覧になって購入してくださいまし。
