デルタブルースの悲哀

うぎゃあああああ〜( ̄▽ ̄;)!!ガーン
とうとう特別区民税・都民税の納税通知書が来てしまった。
のうぜい……うぜぇーよ。第4期までの4回払いで計十数万。
国民年金同様、ちびちび払うのは性にあわないので、一気にケリつけるつもりだが、
おかげで貯金はたまるどころか減る一方……。今月は会合とかの出費も多かったし。
ワーキングプアの根源はここじゃああああ〜
せっかく菓子断ちでおやつ代をなくしているというのに。


打合わせやイベント、パソコンメンテナンスなどがあって、
入稿作業が止まってしまった今週。すでに先週投げた原稿の初校も戻ってきてしまい、
これまた週明けに戻さねばならない。完全に玉突き状態になってしまった。
もちろん、今週土日は休み返上になってしまうことはこの時点で確定(いつものことだが)


こんな話題はおいといて、春の天皇賞でも本命に推してしまった
デルタブルース(牡8/栗東・角居厩舎)が本日付けで引退。登録抹消となった。
同馬は04年の菊花賞馬。現在はJRAでバリバリ活躍する岩田騎手が、
地方の兵庫競馬所属時代にGIを勝った馬だ。この年にもう引退した岡部騎手で、
九十九里特別を勝っているところももうひと昔前の話だ。
最初はノーザンファーム種牡馬という誤報が飛び交ったあたりから、
ひょっとして……と思っていたが、案の定、ノーザンホースパークで乗馬になるようだ。
ノーザンファーム繁殖牝馬の繋養先なので変だなと思っていた。
しかし、毎日杯青葉賞勝ちしかないアドマイヤメインだって種牡馬になっているのだから、
GI2勝馬が乗馬とは……と思ったりするが、これが現在の競馬の実情。
勝った重賞が菊花賞メルボルンC、ステイヤーズSという長距離競走だけの
ステイヤーは敬遠されたのであろうディープインパクトだってステイヤーだが)
でも、オーストラリアとはいえ、海外GIを勝った馬だぞといいたくもなる。
やっぱ引き際、引退する時期を誤ったともいえる。
せめて海外GI勝った時点で引退していれば……種牡馬としての可能性もあったのに。
と思うほど7〜8歳時の成績は低迷していた。それでもステイヤーとして応援していたが。
ただ、去勢されてしまうとはいえ、乗馬として余生が送れるのは幸せかもしれない。
結局、同じダンスインザダーク産駒のツルマルボーイだって、
4年足らずで見切られて種牡馬を引退。乗馬になっているのだから。
でも、馬名からして悲哀を感じてしまうのは僕だけであろうか。
デルタ・ブルースとはアメリカのミシシッピ川流域(デルタ)で発生したブルースミュージック。
ブルースというとどうしても哀調が漂う音楽だし、
しかもミシシッピといえばアカミミガメ(ミドリガメ
手の平サイズのときは可愛いがられるが、次第にでかくなり、
鮮やかなグリーンが黒っぽく変色してしまう。
で、もって飼い主に裏切られて池や河川に捨てられる。
だが、一縷の望みはあるかもしれない。
ダイナマイトダディだってマサラッキだって乗馬の発表から一転して種牡馬になったわけだし。
逆にキソジゴールドやサクラエイコウオーように種牡馬の発表から一転して乗馬になるケースもある。
それにしても以前、某女競馬ライターが『競馬ブ○ク』で、ええころ加減な取材して、
ノーザンホースパークにいた馬が種牡馬登録しているというデタラメ書いたときは驚いた。
同パークに問い合わせのFAXを送ったら、怒った感じで「○月○日、去勢しました」と回答がきた。
結局は馬主次第になるわけだが、社台所有ではやはり厳しいか。
いずれにせよ乗馬でも種牡馬でも余生はしっかり送って天寿をまっとうしてほしいものだ。


 (写真/JRA)
デルタブルース 2001年生/鹿毛
ダンスインザダーク 母ディクシースプラッシュ 母の父Dixieland Band
通算32戦6勝(海外2戦1勝/地方1戦0勝)
04年菊花賞(GI・写真)、05年ステイヤーズS(GII)、06年メルボルンC(オーストラリア・GI)

長い間、お疲れ様でした。


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