三顧の礼失敗

今日1日で何件電話があったでしょうか。
今週・来週の予定がほとんどってしまいました。
仕事の打ち合わせの合間に入稿作業という超激務
人材の少ない蜀の国で疲労だけは諸葛亮モードですが、
実際は知力30の阿斗ですから、疲労は10倍になっているわけです。
午後から5月6日に書いた「出版界の諸葛亮と打ち合わせ。
最初は今後の対策のつもりでしたが、実は昨日会社の決算が出て、
自分の給料を減給してでも諸葛亮を招きたいと思ったわけです。
いわゆる三顧の礼。まぁ光栄のゲームで知力90以上の軍師がいれば、
「そんなことでは彼はうごきません」
とでも出たでしょう。そして案の定、諸葛亮はいまつとめている会社への義理から断られました。
まぁ、彼は忠義の鑑というべき武士ですからね。
金や条件では動かない、まさに天地人。出版界の直江兼続というべき人です。
もっとも彼は妻夫木君ほどイケメンではありませんが。
でも野心家のおばさんはじめ、彼の才能を欲しがる人はゴマンといるわけです。
僕としても人を雇用するタイミングはそう滅多にないわけで、ナムコ三国志だと、
「わたしはまだあるじにつかえるきはありません。いずれまた」
ということになってしまい、結局もう1年待たなくてはならないことになります。
はたして蜀の国が阿斗1年保っているか不安なところもありますが。


現時点ではライターなどいくら紹介されても間に合っています。
要はそれを統括する編集者がいなければ仕事として成立しません。
その本1冊統括できる編集者が圧倒的に不足しています。
要は本1冊統括するとH津氏のように持ち出しになるリスクが伴うからですが、
これもまた経理の才覚がある彼なら黒字を出すことができるでしょう。
劉備曰く「君の才能は魏の曹丕に十倍する」といわしめた諸葛亮ですから、
当然、売上げも10倍伸ばせるわけですが、そのあたりはもどかしくもあります。
まぁ出版界全体が滅びゆく蜀の国みたいなものですからね。
出版界の曹操といわれたカリスマ編集者森田芳夫氏の時代は去りました。
三国志の人物にあてはめようとするshugoroって本当に阿斗ですね。


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