スズメの焼き鳥

shugoro2009-01-19

本日のニュースで京都・伏見稲荷のスズメの焼き鳥がピンチだそうだ。
参道で売られている大正時代からの老舗がまたひとつ閉店し、
残り2店だけになってしまったとか。
スズメを獲る漁師が高齢化で原料が激減。
さらに最近の原料は中国産ばかりであったが、
輸入が禁止されて在庫がなくなってしまったという。
スズメってニワトリと違って養殖ではコストがかかるだろうし。
このスズメの焼き鳥だが、一度だけ食したことがある。
03年の取材のときだったか、大学時代だったかは忘れた。
記憶に残っているのは不味いということだけだった。
でも、昔は貴重な蛋白源だったのだろうな。
スズメなど食べるところがなかったし、いくらタレで味付けしているとはいえ苦い。
ニワトリのほうが美味かったわけで、ウズラにしておけばと思ったかもしれない。
冒頭の撮影は03年9月のこと。ただ、どうもこのとき食したのではなく、
学生の頃食し、ここでは撮影を許可してもらっただけだったと思う。
そんな伝統の味がなくなってしまうのも時代の流れなのだろうか。


東京ではカラス被害が続出しており、
石原都知事が「カラスのミートパイを東京名物として売り出したらどうか」と
発言したこともあるが、食材に活かすことはできないだろうか。
ついでにミドリガメも。まぁ当面はワニさんの餌にしたほうが合理的だが。


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