ときわ路パス(2月23日)

shugoro2008-02-25

土曜は先週に引き続きドラえもんの執念旅行に付き合います。
今回は潮来までの乗車券を購入して、潮来からは茨城県内の
JR・私鉄(一部除く)が乗り放題の「ときわ路パス」(2000円)で、
鹿島臨海鉄道茨城交通水郡線などを乗りつぶします。
まずは行程から見ておきましょう。

東中野508→528御茶ノ水536→544錦糸町551→639佐倉704→802佐原814→
837鹿島神宮846→953大洗1012→1029水戸1032→1038勝田1043→
1058那珂湊1139→1150阿字ヶ浦1201→1228勝田1237→1242水戸1341→
1359上菅谷1402→1416常陸太田1512→1527上菅谷1531→1630常陸大子1644→
1801水戸→下館→水海道→取手→北千住→茅場町→落合


本来なら先週同様、東中野始発4時32分に乗る予定だったのですが、
ぎゃあああ〜寝坊した! さすがに睡眠2時間足らずでの連闘策はムリでした。
目覚ましはかけておいたのですが、止めてからやはり意識を失っており、
ドラえもんに携帯で起こされました。だったらモーニングコールしてもらうべきでした。
潮来ドラえもんにときわ路パスを購入してもらい、なんとか潮来で基本プランに合流。
ここまでに佐倉・成田・佐原とスタンプをGETしましたが、食事にはありつけません。
鹿島神宮からは初めての鹿島臨海鉄道に乗ります。
「臨海」とうたっているのですが、太平洋の鹿島灘が見えるわけでなく、
車窓左手にわずかに北浦と涸沼が見えるだけ。2006年8月28日に今はなき鹿島鉄道に行った際、
スタンプのなかった新鉾田駅もスタンプを押すことができました。
同鉄道でぜひ食したいのが私鉄で珍しい大洗駅の駅弁です。


大洗で途中下車してダイダラボウのはまぐりめし850円(写真左)と三浜たこめし750円(写真右)を購入。
駅弁が売っているのが意外ですが、中身も地元の素材を活かしており、
個性のない水戸駅の駅弁よりおすすめです。もっとも駅弁を食せたのはお昼近く茨城交通車内でしたが。
茨城交通日立電鉄が廃止される2005年3月31日の最終日にも乗っています。
今回はスタンプのある那珂湊でも下車して入場券などを購入。
阿字ヶ浦で折り返します。この鉄道も4月から第三セクターの「ひたちなか海浜鉄道」になります。
再び水戸に戻って今度は水郡線に乗るのですが、水戸で1時間ほど時間が空いたので、
水戸駅コンコースでやっていた駅弁ファアをのぞいたらほとんど売り切れ状態。
ドラえもん水戸駅の駅弁梅の里1200円を僕にたかり、
僕は残り一個だった車海老と秋刀魚の寿しあわせ1050円を購入し、水郡線内で食します。
水戸では水戸黄門生誕地や水戸城跡など市内を軽く見学しましたが、
偕楽園で梅が咲き始めているので、そちらに行けばよかったと後悔。
水郡線でまずは支線の終着駅常陸太田に向かいます。

ここも3年前に訪れたことがあるのですが、廃止された日立電鉄常北太田駅はすぐ近くにあります。
駅舎はバスターミナルに転用されていましたが、ホームの線路などは跡形もなくなっており、
一度廃止したらもはや復活はあり得ないことを物語っています。
再び上菅谷で乗り換え常陸大子へ。僕は当初袋田で下車してスタンプを押す予定でしたが、
駅員のいない時間帯になっていたので諦め、常陸大子へ行きます。
常陸大子はスタンプ情報で分かっていたことですが、現在スタンプが摩滅のためありません。
目的は駅前の玉屋旅館でつくっている駅弁奥久慈しゃも弁当950円。
折り返しまで14分しかなく、たまたま先に注文のあった弁当が買えたのがラッキーで、
もしこの駅弁がGETできなかったら、スタンプも押せなかったため、
常陸大子まで何のために足を運んだか分からなくなるところでした。
15分近く遅れて水戸駅に戻ると、なんと常磐線が強風のため運転見合わせ。
このため大甕などでスタンプを押す計画はすべておじゃんになり、
水戸線下館経由で取手へ向かいます。水海道で下車してスタンプを押し、
夕食の奥久慈しゃも弁当は関東鉄道内で食しました。
取手から帰路はフリー区間外のため、運賃節約もあって北千住から東京メトロ経由で落合へ帰ります。
当初の予定では午前様になるところでしたが、2時間近く早い旅装解きとなりました。
余談ですがこの「ときわ路パス」、県内の私鉄・第三セクターが乗れることを考えると、
無茶苦茶おトクなきっぷです。鹿島臨海鉄道片道1530円、茨城交通往復1140円、
関東鉄道常総線片道1460円とこれだけでも軽くモトがとれてしまいます。
発売・有効期間は2008年5月6日まで。もう1回ぐらい使いたいな。


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