『歴史のミステリー』

shugoro2008-02-13

1月15日から週刊で発売になったディアゴスティニーの『歴史のミステリー』。
創刊号は190円ということで購入しましたが、大して中身がなく、
学研の歴史群像シリーズからパクッたような内容なのに、
創刊号は100万部を突破したようです。アホか! 読者もアホだが、
創刊号が安いからといって購入した俺もアホや!
まあ、毎回安い創刊号だけ買って終わりにしているが……。
第一、検証なんたらとうたっているが、ほんなもんネットや他の本からのパクリンコ
実際に現地調査でもしているならともかく、他の人が唱えた異説をただ取り上げているだけ。
そういう意味では歴史群像シリーズは学術的すぎて割をくっているようにも思えてしまう。
図版づくりや本文発注などで、大変な苦労をしているからより痛感するのである。
歴史の編集者からみれば『歴史のミステリー』は素人本である。
実は僕も当雑誌に数本記事を書いているのだ。
もちろん無記名になっているが、書き手としては三流以下の僕がだ。
ある意味無記名というのは責任の所在がないので楽といえば楽だが、
書き手がすべて吹けば飛ぶようなフリーリライターの扱いになっている。
いえ、歴史群像で執筆している重鎮の先生方には頼めないだろう。
執筆依頼のプロットが何度も変わるひどい編集体制だからだ。
で、今回はたまたま店頭で自分が執筆した4号があったので購入してしまったのだ。
本来なら制作協力者に献本するのが常識なのに献本すらないひどい話
だからデアゴの原稿なんて信用していない。
以前、この雑誌か何かの週刊誌に連載していると営業してきた
書きたい気持ちは分かるけど、フリーライターなんてしょせん、
ライターでなくリライターに過ぎないのだよ。
とくに何でもやるライターは本当に使えない。
そんなライター次から次へと沸いてくるので百円の使い捨てになってしまう。
そこのライターさん、ウィキペディアうつしていませんか?
ま、一応僕は歴史のキャリアは長いので、それなりには調べたつもりですが。
ということで次号2月19日発売の第5号の特集記事「真珠湾攻撃は奇襲だったのか?」は、
僕が無記名で書いています。裁量権著作権も無視された与太記事ですが。


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