本年度最後の刊行物

本日『特冊新鮮組DX』2007年1月号(竹書房・580円)が発売され、
2006年度の刊行物はこれが最後となった。
ちなみに昨日は風林火山をゆく』(英知出版の重版が出ている。
昨年に比べれば景気もやや回復し、本年度は毎月コンスタントに刊行できた。
まあ、当社毎年の蹄跡はこちらを参照していただきたい。
昨年は12月15日発行の歴史群像シリーズがあったが、
本年度はここまで。もちろん仕事から解放されたわけでなく、
年末進行に悪戦苦闘しながら、来年1月の刊行物に向けて休む間もなく頑張っている。
ううっ、今年の冬は「青春18」の旅も厳しそうだ(5日間も消化できない)

さて、今回紹介する年内最後の刊行物だが、毎月6日発売のアダルトな月刊誌。
過去に『E★ONNA』を創刊から3号まで制作したこともあったが、
歴史や旅行、鉄道などお堅い系の出版物が多い当社としてはかなり異色である。
しかも毎月ではないが、ほぼ連載してしまっている。
といっても、別にアダルトな記事を書いているわけでないので誤解なきように。
第一、そんな記事を僕が書けるわけないではないか。
タネ明かしは歴史ネタ。担当編集者が歴史に造詣の深い方で、
それが縁となっていろいろと歴史での異説や面白ネタを書かせていただいている。
これまでの連載ネタを公開しよう。
2006年7月号 戦国武将最期の言葉
2006年9月号 英雄生存伝説
2006年11月号 歴史のトリビア50連発
2006年12月号 歴史の名誉挽回

そして本日発売の2007年1月号は映画『大奥』の公開を記念した
「ドラマでは教えてくれない『大奥』の真実!!」である。
他では絶対とりあげてくれそうにない企画なのでネタ探しから結構楽しい。
写真が中心の号もあるが、右のサダさんのイラストが僕の文章のツボを押さえて、
見事にフォローしてくれている。毎号3〜4ページのモノクロではあるが読む価値あり。
でも家庭もっている同年代の知人は子どももいることだし、
さすがに家に持ち込むのは辛いだろうな(奥さんにブン殴られそうだ)
もともと『FLASH EXCITING』(光文社)でもやってる歴史ネタの対抗馬として、
当社に白羽の矢が立ったわけだが、当社ネタのほうが絶対おもしろいと断言する。
版元では過去のバックナンバーは取り扱っていないようだが、
アマゾンなどで購入可能なので、興味ある方はぜひ読まれたい。
それにしても毎月の家賃が大変な僕としては、定期的収入となる連載はありがたい。
というわけではないのだが、これからも歴史おもしろネタ・びっくりネタなどを
紹介してゆく機会があるので、ぜひ『特冊新鮮組DX』をよろしくお願いします。
≪追悼≫
ヒシアトラス(牡6/美浦・中野隆厩舎)
36戦10勝 05年平安S・GⅢ、06年マーチS・GⅢ、エルムS・GⅢ
血管肉腫という悪性の腫瘍で安楽死の処置。馬にとって不治の病らしい。
タックスヘイブンは貞やんが主戦だった馬。
10月9日の盛岡・マイルCS南部杯・GIのクビ差2着がラストとは……。
ご冥福をお祈り申し上げます。


【人気blogランキングへ】