高尾山の後悔(11月25日)

11月24日の日記でも書きましたが、天候もあって25日朝起きて、
紅葉の高尾山を撮影に出かけました。週末である程度の混雑は覚悟していたのですが、
案の定、嫌というほどの混雑ぶりで出かけたことを後悔しました。
いえ、まだ紅葉がすばらしければよかったのですが、
2年前の香嵐渓に比べれば、そんな殺到するほどのものとは思えなかったのです。
みんな無理矢理登山して山頂でお弁当食べて帰るようなパターンで、
山頂ではまともに風呂敷を広げるスペースすらありません。
高尾山に出かけたのは三度目で、最初は93年ですが、
このときはおばあちゃんのお土産に長寿そばを購入したことしか印象がなく、
むしろ二度目の95年夏に社内報の取材で出かけたときのほうが印象に残っています。
あの頃は競馬雑誌のフリースタッフ契約で編プロに詰めていたのですが、
社員でもないのに無理矢理その編プロの関係ない仕事をやらされてたわけです。
失業保険をはじめ社会保障何ひとつないのに、今思えば本当ひどい話ですが……。
今回の一番の後悔はやはり土曜日に出かけてしまったことでしょう。
平日でも年配の行楽客は来ると思いますが、土日ほどにはならなかったはず。
まず高尾山のケーブルは1時間30分待ちという有り様。
仕方なく登山したのですが、撮影したいポイントも人が切れないので、
まともな写真が撮れるはずもありません。
当社のストックフォトには95年当時のネガの紙焼き写真があり、
このときは曇でしたが、冬陽でないので駅舎などが山カゲにならず撮れています。
今回はとてもケーブルには乗れなかったため、帰りはまだ人がスムーズに流れる
リフトで山を下りました。帰りの立ち寄りでショッキングなことがひとつ。
周辺ガイドにもまだのっていた東京都高尾自然科学博物館が跡形もなかったことです。
情報をみると都の財政難で2004年3月31日限りで閉館になったそうです。
敷地や展示資料などは八王子市に無償譲渡されましたが、
その条件として2010年3月までに代替施設を造らなくてはいけないようです。
僕が昔購入した高尾山のガイドブックにスタンプを押していたのが、
せめてもの救いでした。在りし日の建物(写真左)と一緒に掲げておきます。

あとトリックアートミュージアムにも寄ってみましたが、
入口で入館料1300円に驚いてひき返しました。
以前訪れたときはそんな高くなかったはずだし、入館料を払った覚えもありません。
オープン当初のプレス取材ということで無料で入館した記憶があります。
トリックアート美術館は記念撮影し放題という楽しさがありますが、
このときは案内のおネエさんをモデルに撮影(写真右)しています。
この手の美術館は好きなのですが、ドリンク付とはいえ少々高過ぎる気が……。
高尾山自然動植物園のサル園は400円だったので見てきたのですが、
こちらもシカ園はもうありませんでした。
ビジターセンターにも記念スタンプはなかったし、あれから10年で様変わりしました。
≪追伸≫
ドラえもん君、デジカメ購入おめでとう!
これでフィルムと現像の間材費が大幅節約できるよ。
先行投資は大変だったろうけど、これからもドシドシ写真撮って提供してね。


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