『ゲド戦記』

本日打ち合わせの帰りにシネマとしまえんのレイトショーで『ゲド戦記』見てきました。
映画館で食すポップコーンが大好きで、本日はそれが夕食代わり(おいおい)
ところがジュースとのコンボセットを頼んだら、ジュースがLサイズでビックリ。
お腹ガバガバです。前評判が「理屈っぽい」とかいわれた当作品ですが、
スクリーンへ行ったらビックリ! レイトショーとはいえ客少なすぎ。
宮崎駿の息子が監督で七光り云々とはいえ、
いくらなんでも宣伝費用削りすぎてないかといった印象です。
以前、宮崎駿が映画化を打診した際に権利関係で実現しなかったようですが、
映画の公開前から親子の関係まで悪く書かれ、
スタジオジブリ何やってんだかという感じです。
ストーリー自体は元々長すぎる原作を2時間に縮めたので、
内容がイマイチ読めないところもあったのですが、
他の宮崎駿の作品でも似たようなものがあったので、この親にして息子しかり。
オヤジのバックアップがあったとはいえ、前評判の悪さはともかく、
息子のデビュー作としてはまずまずではないでしょうか。
新人の手嶌葵の声が長澤まさみにかぶっていたとはいえ、
途中の挿入歌「テルーの唄」は、なんと谷山浩子が作曲していい感じでした。
それにしても『アニメ時をかける少女』のほうが客入りがよく、
ジブリ作品の美術監督がこちらを手がけていること。
世代交代にまつわる内部分裂があるようで、今回のジブリ映画には黒い影が……。
それにしてもジブリの作品はヨーロッパなど海外を題材にすると、
いつも話が難しくなります。やはり『となりのトトロ』『千と千尋』のように、
日本が舞台で主人公を少女にしたほうが、わかりやすくかつ
子どもやロリコンファンも取り込めて効果的なのではないでしょうか?
≪追伸≫
6月22日に書いた名古屋・山本茜騎手の女性最速50勝記録(463戦目)が
8月7日、高知の別府真衣騎手に塗り替えられ(460戦目)てしまいました。
オヤジさんの援護があったとはいえ祝福すべきでしょう。
息子と結婚までしたのに全然乗せてもらえないJRAのM騎手が可哀想ですが。


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