ぐじょ喰え72幻の銘菓『城山製菓』

shugoro2015-11-17

ようやく日付もおいつき、本日だけで4日分更新しました。
11月もはや半月が過ぎ、ぼろぐも間もなく10年の節目を迎えようとしています。


郡上八幡城に登城するには、安養寺側から車でも登れる道と
新橋を渡ったところから急階段を登り、悟竹院の脇から再び登って車道に出る2つのコースがあります。
下山はともかく登城するときは多少大変でもこの新橋からの道を利用しますが、
いったん悟竹院の平坦な中腹に出られます。
この登山道の城山麓、南木戸の案内板がある場所に『城山製菓』(冒頭写真)があります。
南木戸は関ヶ原の戦いで遠藤慶隆が旧領回復のために攻め寄せたとの解説がありますが、
こちらのルートはあまり知られていないので、観光客はあまり利用しません。
『城山製菓』は商売気がないように見え、人が住んでいないようにもみえる一軒家ですが
今でも手作りで和菓子を製造していると聞きました。店頭販売はやっていないようです。
ところが何処に菓子を卸しているかが分からず「幻の銘菓」と読んでいました。
そんな城山製菓の菓子を本日ついに旧庁舎記念館で発見したのです。

さっそく「うめだま」「黒ねじ」(各324円)を購入しました。
記念館レジの方に聞くとこの2品は冬〜春先での限定販売だそうです。
うめだまは飴玉かと思いきや片栗粉でできた落雁で、
口の中に入れてコロがしながらねぶると、
フルーティな桃の味とラムネのような食感が(゚Д゚)ウミャアアアアア〜
普通の落雁ほど固くないので、ついつい噛んでしまいますが、それだともってゃあにゃあ〜
味はどうみても梅でなく桃なのですが、
「うめぇ玉」から「うめだま」に転訛したのでしょうか?
梅干用の完熟した実はこのような色味に近いと聞きますが。
『イコマ製菓』レインボーラムネに匹敵するうみゃさです。
黒ねじのほうは見た目はツイストしたおこしのように見えるけど、
半生タイプの飴菓子でキャンディのような食感。
黒砂糖と米はぜがブレンドして(゚Д゚)ウミャアアアアア〜
これまでぐじょお(とくに八幡)での土産物というと明方ハムや水の雫以外では
何処にでもありそうなクッキーやせんべい、饅頭などイマイチなものが多いと感じましたが、
これは土産にも最適で、ぐじょおで誇れる駄菓子と云えましょう!
どうせ20日名古屋競馬の協賛レースへ行くので
お土産用にさっそく大人買いしてしまいましたとさ。
しかし、この「うめだま」調べれば調べるほど謎が深まります。
検索かけてもほとんど出てきません。他の情報では昔から売っており、
大瓶に入って1個10円で売っていたとありますが……。
なんでこんなうみゃいものが埋もれているのでしょうか?
それがまたぐじょおの魅力なのかもしれませんが。


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