郡上のグルメ4「明方ハムと明宝ハム」

shugoro2014-10-06

台風18号がすごかったようで各地で被害が出ていますね。
午前中には通過したようであっさり晴天でしたが。
凱旋門賞ハープスター6着、ジャスタウェイ8着、ゴールドシップ14着という結果でしたね。
勝ったのは昨年に続いてトレヴでした。ハープスターの6着はむしろ大健闘で
日本馬の力量的には昨年のオルフェーヴルとそんなに大差はなかったと思いますが
何にせよ戦略が稚拙すぎた。前哨戦を使わずにぶっつけの本番、
日本人騎手の登用、レースでの位置取り、すべてがダメでしたね。
戦略的には一昨年、昨年とオルフェーヴルが帯同馬まで連れ、
わざわざ外国人騎手を起用して勝ちに行ったにもかかわらず、
それでも勝てなかったのだから、もう少し作戦を練るべきではなかったのか。
逆に昨年の好走で勝てると思ってしまったのかもしれませんが。


そんな話はさておき本題は久しぶりに郡上グルメを紹介します。
これもしばらくお休みしていたのはPCがWindows7に切り替わり
外付ハードディスクと接続できなくなっていたからです。
ようやくスキャナーと外付HDが復旧して写真整理もできるようになり、
ストックの写真も引き出せるようになった次第。
引き続きハムの話題で郡上には明方ハムと明宝ハムの2種類(冒頭写真)があります。
この経緯は以前にも紹介しましたが、せっかくですからもう一度記しておきます。
元々は明方ハムが先で、昭和28年(1953)に旧明方村の奥明方農協(現・JAめぐみの)で
生産を始めたブランド品だったのですが、希少価値をつけるためあえて生産を制限していたようです。
そして昭和61年(1986)、明方村から明方ハムへの補助事業化の申し出がありましたが、、
郡上農協はこれを断り、事業拡大のため就業人口の多い郡上郡八幡町へ工場を移設。
これに反発して昭和63年(1988)に明方村を中心に
第3セクター「明方特産物加工株式会社」を設立し、
明宝ハムとして販売を開始して大成功をおさめました。
そして平成4年(1992)には明方村から明宝村へ村名改称してしまったのです。
いくらブランドを高めるためとは由緒ある村名を改変したのは
村外からも批判があったようで、これをハム戦争と呼んでいます。
平成16年(2004)に広域合併で3町4村が合併し、八幡町も明宝村郡上市となりましたが、
ハムはこうして明方と明宝の2つブランドが存在しているわけです。

値段のほうは明方ハムが1000円、明宝ハムは1134円程度。
味は塩加減に若干の相違はあるものの、塩漬けにした国産豚肉で
添加物はいっさい使っていない手作りのプレスハム。
シンプルな味わいながらも弾力があり、とってもジューシーで(゚Д゚)ウミャアアアアア〜
よく市内の居酒屋などでもおつまみにおいてあります。
もちろん持ち帰ってビールやお酒のおつまみにも最適。
この2つのブランド品、郡上市内の店なら共存しているのですが、
明宝村では当然、明宝ハムが中心ですし、
ナゴ圏のスーパーとかでも明方ハム、明宝ハムのいずれかしか売っていないケースが多く、
それぞれに販売ルートと特約店があるようです。
入手しやすいのは生産と売上が上回っている明宝ハムのほうで、
道の駅明宝に行けば工場直産のフランク、コロッケ、ハムカツなどが食せるほか
ハム自体ものすごく種類(写真中央)があり、試食はあっという間に空になってしまうほど。
小型の明宝ハムの「ほんわか」(写真右)は540円とお手頃価格で
これより安いのが先に紹介したスティックタイプのとんこ216円とハムトン335円になります。
しかし、この明宝ハムの豚のキャラクターはブーボーというのですが
他にブーブー(牡)ブービー(牝)のキャラクターもいます。
こんな可愛いブタだと食べるのに躊躇してしまいそうですが、
そこはまぁ人間とは残酷な生き物です。
で・も・ね……郡上は肉が(゚Д゚)ウミャアアアアア〜過ぎるので暴食には注意。
        

いくら(゚Д゚)ウミャアアアアア〜でも食べ過ぎはよくありません。
道の駅明宝にあった記念撮影板のように
まさに明宝ハムになってしまいますよ(汗)


【人気blogランキングへ】