消えた「ムーンライトえちご」

shugoro2014-05-30

本日は「尾瀬夜行」の撮影もあって
帰宅が1時過ぎとなってしまいました。
この日の話題は写真整理してからだと眠れなくなってしまうので
来週においておき本題は先週金曜に発表された夏の臨時列車で
ムーンライトえちご」の運転がなくなってしまったことです。
ムーンライトながら」「ムーンライト信州」は運転されるというのに……。
ムーンライトえちご」は4月に入ってから「えちご春の夜空号」と列車名を変えて
GW中も運転されていましたが、まさか運転がなくなってしまうとは思いもよりませんでした。
要因としては7月12日から「いなほ」がE653系に置き換わることで
485系間合い運用ができなくなることでしょうか。
それならもう一度183・189系に戻してもよさそうなものですが。
現実的に利用客が少ないと云う理由でJRが廃止したかったのかもしれませんが、
実際に「ムーンライトえちご」はいつも満席で、
以前、こういうムーンライトの指定席券を転売して
儲けていた人が逮捕される事件がありましたが、
この防止策も理由の一つかもしれません。
しかし、満席の割には空席が多かったという話も聞きます。
これはみなが先物買いをしても結局は利用しない人が多いそうで、
やはり指定席券の安さにも問題があるといえるでしょう。
指定席券は520円ですが、払い戻し手数料220円を引けば300円しか残りません。
そのため合理化の人員削減もあって何分も待たされるみどりの窓口に並ぶより
「300円だからいいや」って払い戻さない人が多いとも聞きます。
しかし、それでも指定席は満席なのですからJR的には採算は取れているはずなのです。
この防止策として指定席券を1000円ぐらいにすれば
恐らくこういった払い戻しを諦める人も減るでしょう。
最近はキャンセル待ちコーナーで指定席券が確保できるケースが多いとも聞きますが。
しかし、もっと悲しいのは2012年1月6日に「ムーンライトえちご」を撮影したのに、
その後、183系から485系に置き換わってしまい、
2014年3月28日にようやくリベンジを果たせたばかりなのです。
冒頭写真の「ムーンライトえちご」がそのときの撮影ですが、
「えちご春の夜空号」のほうは結局、撮りそびれてしまいました。
そして過去の定期列車時代に「ムーンライトえちご」に乗車した記憶はあるものの、
臨時化されたあとは結局は一度も乗れずじまいだったことも悔やまれます。
さらに一番の悲劇はせっかく書いた3ページ分の原稿が
この運転されないことで、すべてボツになってしまったことです。
もちろん、JRが正式発表したわけではないので
運転終了になってしまったわけではありませんが、
このまま消えてしまう公算も高いと云えましょう。
その日中に北海道へ到達でき、東北方面にも便利だった
夜行快速がなくなってしまうのは残念でなりません。


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