週初めで企画書を提出したあと、新規で入った依頼原稿に取り掛かりました。
3本のうちとりあえず1本は終了。残りもなんとか本日に終わらせたいものですが。
本日はJRAより来年の開催日程の発表がありました。
【来春JRA東京開催6月23日まで延長】
JRAは22日、2013年度の開催日程を発表した。
今年に続き「4大競馬場の拡大」(吉崎番組企画室長)という目的で、
従来までならダービー後2週間で終了した6月の東京開催が、宝塚記念が行われる23日まで延長。
福島開催は2週間ずれ込むだけだが、夏の新潟開催は16日から12日に短縮される。
札幌競馬場のスタンド改築に伴い、北海道地区の開催は全て函館で実施。
今年は札幌・函館合わせて26日あった開催日は24日になる。
また通年開催が可能になった中京は「東西の便がいい」(吉崎番組企画室長)
という観点から4日増の26日に。小倉が2日減の20日になる。
祝日を利用した3日間開催は今年より1回増えて、1月12〜14日(中山、京都)、
9月14〜16日(中山、阪神)、10月12〜14日(東京、京都)、12月21〜23日(中山、阪神)の
4回実施。2年連続で有馬記念翌日の競馬開催を設定した。
重賞では5月に京都で行われた東海Sが1月の中京に移行し、フェブラリーSのステップレースになる。
代わりに平安Sが5月の京都に移る(デイリースポーツ 10月22日(月)14時7分配信)。
重賞に関しては、日程以外はほとんど変更がないようで、
とりあえず東海Sが京都から中京に戻っただけ救いといえます。
開催日程はやはり中央場所を増やしてローカルを削減する感じ。
新潟競馬は昨年増えたのが元に戻っただけですが、
元々立地場所が10場のうち一番不便なので妥当なところでしょう。
中京開催は増えたようですが、名鉄の中京競馬場前駅から微妙に距離があり、
無料バスを廃止したのなら、せめてフローラルウォークならぬオケラ街道に
開催日だけでも動く歩道を設置してほしい。
そんなの休催期間中に工事できるはずだし。
札幌は工事のため函館開催で代替は仕方ないにしても
北海道と小倉開催が減っているのも悲しい。
小倉競馬場は10場ではもっともアクセスがよいというのに。
結局、中央開催を増やしたところで売上増につながるとは思えず、
しかも2年連続で有馬記念翌日の競馬開催とは……。
本年度はぜひこの失敗を目の当たりにするために行きたいと考えています。
また、PATの普及で場外馬券売場もついに3場が廃止されるようです。
来年3月閉鎖のWINS銀座通りはWINS銀座があるので統合と思えば必要なしといえますが、
やはり来年5月に閉鎖される室蘭と静内はその地区の人にとっては痛い。静内は馬産地だというのに。
WINS室蘭は行ったことないですが、静内は牧場取材のときに行ったことがあります。
新聞紙を置くマナーの悪い席取もなく、空いていて居心地がよかったことを記憶しています。
まぁ、その居心地のよさが裏目に出てしまったともいえますが、
ここまでPATが普及するとダメなんでしょうかね?
室蘭は1994年の最盛期に132億円あった売上が昨年33億円まで減少。
静内は最盛期の91年に80億7000万円の売上が、昨年は16億1000万円まで減少と
たしかにその落ち込み幅は深刻ではありますが。
それでもまだPATを使わない年輩の馬券購入者もそれなりにはいると思うし、
そういう人たちが集う憩いの場なのですが……。