当日は神田陽司独演会「古典と新作への招待状」にて
上野広小路亭で即売会を行っていましたので録画を今朝観ました。
冒頭写真は当日本書お買い上げの方にプレゼントしました、
上野樹里さんと同郷の漫画家・祐乙さんのサイン入りイラストです。
幼少時のちゃんちゃんばらばらの江さんを描いてくれました。
本も無事20冊完売できて何よりでした。
それはよいものの、本日は午前中から雑用にバタバタ追われまして、
ほとんど1日費やしてしまったような感じです。またそれは後述。
時代はまだ天正7年(1579)の築山殿事件。
史実ではまだ7歳の江を演じるじゅりっぺさんです。
ツィッターで「ドリフのコント観ていると思って」という
楽しいコメントがありましたが、もうこれ完全な「三姉妹劇場」っすね。
初と江が「ちびまる子ちゃん」みたいな姉妹喧嘩に加え、
乳母同士も喧嘩するとか、初が何かスナック菓子みたいなものをポリポリ食べるとか、
むしろコントとして成立させたほうが、視聴率も取れるのではないでしょうか?
で、なぜか7歳のくせに家康の正室・築山殿と信康を殺害させた真意が知りたいと、
首を突っ込む江。わざわざ信長にラブレター送っているところが可愛い。
で、信長からの返書で「安土へ来い」とあり、
7歳でも小生意気に安土へ向かう江。
安土に来てびっくり。南蛮服を着て江に見せびらかす信長。
いきなりルイス・フロイスに会わせたかと思えば、
しょぼくれた顔をしていた光秀を殴り、
続いて千宗易(利休)に会わせると、信長にいいたい放題になっている。
7歳で茶の味を知る江。砂糖でも入っていたのですか?
さらに今度はおねが登場。江に詫びるばかりか、
私が惚れて夫婦になったというおね。あれこれって話が逆では?
なかなか信長に真意が聞き出せぬ江ですが、
翌日は信長と竹生島に行き、いきなり船酔いする江。
竹生島で信長は弟の信行(信勝)に裏切られて殺したことを話し、
「己しか信じない」という信長。さらに「秀吉なら殺さない」と云い、
家康と秀吉を評価する信長。また千宗易に会って話し、
そこで信長が好きとはっきりいう江。
「人間は力を持てば持つほど孤独」といい、
信長の孤独さを理解する江。だからあなた7歳なんでしょう。
それにしても一番肝心の徳姫や家康が出てこないのはしっくりきませんね。
やはり、ここで信長が「娘を不幸にする奴を許せん」と云ったほうが、
信長の人間らしさが出てよかったのではないでしょうか?
次回でもはや本能寺の変で、おきゃんな江がみられなくなるのは残念。
まぁ、この様子だと秀吉に相当くってかかるのでしょうが。
あと桐野作人先生の『膏肓記』も併せてお読みください。
史跡紀行では琵琶湖の竹生島と宝厳寺、弁財天像などが紹介されました。
竹生島といえばカワウの糞害に悩まされる島でもありますが、
島へ行くと丸1日つぶしてしまうため、行けずじまいでした。
一度は行きたい竹生島ですが、いつ行けることやら……。
ということで今回は小谷城跡から望む竹生島遠景をUPします。
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