鉄分補給も車窓は期待はずれ

shugoro2010-12-23

天候が比較的よいと発表があったので、
とくに撮影目当てではなかったのですが、
鉄分補給に「青春18」をついに使用開始しました。
まずは1枚目の行程はこんな変人ぶりです。


中野425→513高尾514→551大月554→643甲府646→832松本842→
912新島々1006→1035松本1054→1220長野1232→1547越後川口1551→
1725水上1729→1807渋川1833→1852小野上温泉1957→2039高崎2047→
2214大宮2219→2226西大宮2232→2235日進2242→2248指扇2301→
2307南古谷2317→2321川越2325→020池袋024→033新宿041→045東中野


中央線の始発は今のところ中野駅までとぼとぼ歩いていかねばならず、
これがいい運動になるのと同時に出だしから徹夜明けに加え、
体力を消耗する鬼門になってしまい、毎回計画通りに行かなくなる
危険度が高いのですが、今回は携帯の目覚ましを使用して大丈夫でした。
それにしても高尾・大月・甲府乗り換えはしんどいです。

今回の目的は松本に何度も行きながら、一度も乗っていなかった松本電鉄(写真左)です。
本当はこのあと飯田線で南下する変態プランも考えましたが、
さすがに新島々で折り返しでなく、1本落としたいので飯山線経由にしました。
いつか飯田線7時間の耐久乗車も体験せねばならないのですが。
松本電鉄は平凡な盆地を走るだけなのですが、
経営的にはかなり厳しく、騒がれる前に乗っておきたかったのです。
2両編成の電車はそこそこ乗っていましたが、北新・松本大学前で大半下車。
ここで乗客は僕と若い女性の2名だけになってしまいました。
三溝、森口で1名ずつ乗車して4人になりましたが、
下島で2人下車してまた2人だけ。そして波田で1人下車し、
新島々まではなんと僕1人だけという有様。
休日ということもあって利用客が少なく、
車内で一日フリー乗車券1000円(土休日限定)の案内があったので、
松本〜新島々の片道680円×2よりも360円も安いので、
新島々でこちらの乗車券を購入してしまいました。
もちろん入場券や記念切符も買い求めて売上には協力しましたが。
新島々は03年のどん行会で奥穂高温泉へ行った際、車で寄ったことはありましたが、
このときはカメラももっておらず入場券を買っただけでした。
今回は廃線跡や駅前に移築された旧島々駅などを撮影して戻ります。
帰りも新島々から乗車は3人のみでした。
車内でも一日フリー乗車券の購入を呼びかけており、
本当にローカル私鉄の悲惨な状況がうかがえました。
松本では大糸線ホームにあるスタンドの山菜そば380円(写真中央)をすすって温まり、
昼食用の駅弁も2つ購入しておきます。今回はここでしか駅弁が買えないわけで、
飯田線の場合も塩尻か松本での食糧確保がカギになるでしょう。
松本から篠ノ井線で長野へ出て、長野からは飯山線へ。
飯山線は昨年正月にも乗っており、そのときは雪景色が満喫できたのですが、
暖冬のせいか雪はまったく降っておらず、しかも雨で空もどんより。
途中で残り雪が確認できたほかは、あの最高積雪地点の森宮野原でもまったくなし。
この車内で松本駅の駅弁である山賊焼730円(写真右)を食します。
今回は十日町で20分ほど停車したので、スタンプや撮影ができましたが。
上越線も本来ならまだ明るいはずですが、ここも雨で薄暗く車窓も楽しめません。
帰りは水上で乗り継いで渋川で吾妻線に乗り換え、小野上温泉に浸かってきました。
小野上温泉は客も少なく浴場は広くて快適でしたが、
飲食とかはやる気なし。しかも駅至近なのに案内とかないものだから、
入浴後の夜道はもう少しで迷うところでした。
で、このあと本来ならばまっすぐ帰っても不思議でないのですが、
川越線に乗り換えて途中下車しているのは、
大宮支社が今年8月に川越以外の途中駅にもスタンプを設置したからです。
時間許す限りということで西大宮・日進・指扇・南古谷と4駅GET。
しかし、最後の最後でスタンプ帖を南古谷に置き忘れるチョンボ
なんとか川越駅で所在を確認したものの、再び受け取りに行く羽目に。トホホ……。


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