先日８月２日に久々に犬山観光をした追記。
犬山といえば国宝・犬山城や日本ラインのある観光都市で、
他にも日本モンキーパークやリトルワールド、桃太郎神社、
お菓子の城、入鹿池と明治村などスポットがたくさんあります。
僕の故郷が隣の小牧市ということもあって、
小中学生の春の遠足は大概犬山でした。
当時は子どもが多かったせいもあってモンキーパークとかは賑わったものです。
しかし、時代は変わり、娯楽の多様化とともに、
近場の犬山は見向きもされなくなり、一時は観光事業にも力を入れていた名鉄も、
かなりの事業から撤退しています。
桃太郎と吉備団子といえば、名の通り岡山が有名ですが、
犬山にも桃太郎神社があるように、桃太郎の伝説があり、
愛知県では犬山名物として冒頭写真のきびだんごやげんこつ飴などが有名です。
ところが犬山遊園駅を降りて犬山城へ向かって歩いて行くと、
閉店したお土産屋さんや駅前旅館があり、
その寂れぶりが、かえって栄枯盛衰を物語っています。
ところが先日、犬山城の土産物屋で見つけたきびだんご500円は、
30年以上前から変わらずのパッケージでつい懐かしく購入してしまいました。
製造元は桃太郎神社に近い青柳支店ですが、
昔は名鉄の売店などにも当たり前のように置いてあった記憶があり、
羽黒駅が一時期、明治村口を名乗っていた頃の売店にもありました。
犬山みやげを象徴するきびだんごだったのです。
子どもの頃はおばあちゃんのお土産でもらったこともありましたが、
いま思えば隣の市に観光に行き、お土産を買ってくる、のどかな時代だったのです。
もし、小牧に住んでいれば犬山など珍しくもないので、
こういうオールドスタイルの土産など見向きもしなかったでしょう。
東京に住んでいるからこそ名鉄の古かった車両に旅情を感じるようになりましたし、
今さらながら犬山の観光地をめぐりたくなるものです。
まぁ、ドラえもんとかは家族サービスで犬山も観光しているようですが。
味のほうは昔ながらというだけで、美味い不味いは言及しません。
しかし、同じ犬山のきびだんごでも簡素化した袋入りが主流になってしまったのに、
このオールドスタイルの箱入りがかえって味わい深いものです。
≪忘備禄≫
無事脱稿し、修正原稿も送ってほっと一息。
たまっていたブログも本日でようやく追いつきました。
といっても600枚以上の写真整理がまだですが。ふぅ〜。
