日本昭和村と名古屋の喫茶店事情(8月15日)

shugoro2010-08-18

ぜはーぜはー、今回の撮影写真1000枚以上が、
ようやく半分終わり、折り返し点まで来ました。
それにしてもポジ・ネガフィルム時代は、
フィルム代や現像代を考え、それはそれは大事に使い、
撮影も1回勝負という気概でシャッターを押したものです。
このようにキ○ガイ撮りをするようになったのも、
デジカメの弊害といえましょう。整理しなければ使えないし、
記憶のあるうちに整理しておかないと、整理に余計時間がかかってしまいます。
それではタイムリーではありませんが、整理した写真から15日の出来事を。
この日は天候もよくなく、帰省がてらの撮影も厳しかったので、
ちょうどお盆で故郷に帰省しているめぞう氏と岐阜県美濃加茂市日本昭和村へ。
この日本昭和村、以前、WEBを管理していた東海建設が携わっていることもあって、
一度行ってみたいと思いつつ今回は初来訪になりました。
愛知県犬山市明治村岐阜県恵那市が大正村、
で、ここが昭和村ということで、昭和期の建物を集めたテーマパークと思いきや、
里山風景で陶芸やそば打ちなど体験学習を中心としたパークのようで、
名誉村長にはあの中村玉緒さんが就任し、数カ月に一度のペースで訪村しているそうです。
ちなみに岐阜県関市には平成村までありますが、
ここは単なる地名からとっただけで、物産販売が中心のようです。

昭和村(写真右)は結構広く、残念ながら玉緒さんには逢えませんでしたが、
なかには旧朝日村役場などの建物もあり、お盆ということもあって盛況でした。
この手のテーマパークは維持が大変で、
県内にあった柳津パークなどはたったの4年で閉園してしまいましたが、
こちらは玉緒さんを看板になかなか奮闘しているようで、
しかも国道41号もバイパスルートができ、東海環状ルートに直結しているという
立地条件のよさもあるのでしょう。道の駅と温泉併設も集客に役立っています。
温泉はここではなく、2008年にオープンした可児市の湯の華アイランドへ。
ここはなんと満員で待ち客が出るほどの混みよう。
温泉自体は広くて種類もあってよかったのですが、
あまりの混みように食事を採る気力もなく、入浴後に去りました。
ここは昔、ライン遊園があった場所で、ライン下りの発着場でした。
その後、1960年に犬山ラインパーク(現・日本モンキーパーク)が開園し、
完全に犬山にお株を奪われる格好となり、船下りの発着場は廃止。
名鉄経営の旅館「江陵閣」がありましたが、
名鉄がライン下り撤退とともに閉館し、新たに生まれ変わったようです。
しかし、温泉や景色はいいにしても、なんか常磐ハワイアンの雰囲気でした。
外には2008年に廃止された名鉄モノレールの車両(写真右)がありました。
昔は観光といえば犬山だったのですが、名鉄電車利用より、
こういう郊外型施設でクルマ利用のほうが繁盛している気がします。


ということで遅めのランチで探したのが、冒頭写真にある名古屋グルメの
イタリアンスパゲティ(通称:鉄板スパ)です。
昔は名古屋近郊の喫茶店で定番メニューだったのですが、
僕らが頻繁に行った頃とは事情も変わり、道沿いにあった喫茶店も減り、
しかもコーヒー専科の洒落た喫茶店に様変わりしているところが多くなりました。
旧国道41号と呼ぶ県道名古屋犬山線の道沿いで、
茶店を見かけるたびに「イタリアンやってますか?」と尋ねてふられ、
3件目にしてようやくありつけたわけです。
溶き卵を敷き、ウインナーがのったスパゲティは(゚Д゚)ウマー
しかし、地元でイタリアンを食した記憶がなく、今回は初めてだったりしたわけで。
夕方の16時ぐらいに帰宅しましたが、まだ撮影できる明るさだったので、
自転車(ケッタ)で八幡社・南外山城跡・妙楽寺浅井長政像・
麟慶寺・覚明霊神・北外山城跡・岸田家・戒蔵院・渡辺錠太郎像・
蟹清水砦跡・西町稲荷堂などを駆け回りました。

区画整理で旧道が分断されまくり、様変わりしてしまった小牧市ですが、
kazu君の住む桜井本町は、稲置街道沿いに昔ながらの店がまだ営業していました。
うーん、いい雰囲気の店だなー。ちくしょー一杯やりたかったぜ(ノД`)
ちなみに小学生のとき、賞味期限切れのカビパンを売りつけ(現在なら大問題!)
晃生がそれをネタに歌った『水○屋』はさすがに閉店していましたが(建物はあったけど)
夕食は久々に『どんどん庵』へ行きましたが、
ここも支店が次々とつぶれ、唯一残っている春日井の店も、
うどんをセルフでなく、オーダーメイドにしたようで、
外食産業の多様化とともに苦戦の様子がうかがえます。


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