いわさきちひろ美術館

shugoro2008-07-11

昨日で一冊校了が終わったため、みずほ銀行で支払いをすませたあと、
西武新宿線にのってぐるっとパスの対象施設である
上井草いわさきちひろ美術館へ行きました。
子どもの絵本で知られる高名な画家で、小さい頃は何冊かもっていたものです。

まず上井草駅を降りると本年3月に完成したばかりのガンダムの像が。
杉並アニメーションミュージアムの最寄駅に伴いできた像で、
こちらも立ち寄りたかったのですが、今回は目的のちひろ美術館をめざします。
実はこの美術館、どうしても行きたかった理由はもうひとつありました。
僕が会社(編プロ)をリストラされたとき、朝日の求人情報で当美術館を見つけました。
たしかスタッフ募集だったと思ったのですが、福利厚生もしっかりしていたので、
再就職先として応募しようかと真剣に思いました。
派閥や出世への執着などと無縁の職場と感じたからです。
たまたま、フリーの身ながら定期的なお仕事が見つかったので断念しましたが、
仮にこちらに就職していたらどんな人生だったのでしょう。
人生のレールは何度か岐路にさしかかり、浮沈を繰り返しております。
いわさきちひろの作品は本当に子どもの表情がすばらしく、
僕がノンフィクションの原作を書いたら、やはりこういう絵がイメージに合うなんて考えています。
いえ、現在の『特冊新鮮組DX』の連載で描いていただいている、
サダさんのイラストも気にいっていますが。
ここも記念スタンプがなかったのが残念。やはりちひろさんの絵をスタンプの図柄にして、
毎月替わるなど工夫を施せばと思うんですがね。僕としては。
ついつい全集や文庫、クリアファイル、絵葉書など買いこんでしまいました。
自分が乱世の身に置かれる立場だけあって、こういう平和に憧れるのでしょう。
美術館のあとは西武新宿まで行き、京王線に乗り換え初台へ。
東口にあるオペラシティ内のアートギャラリーNTTインターコミュニケーションセンターへ。
両施設ともパスの対象施設で前回行きそびれたため訪問したのですが、
アートギャラリーは展示替え期間でお休み。ICCのほうは企画展はないため、
チケットは不要でした。スタンプラリー印だけは押してもらいましたが。
ICCはコンパニオンのお姉さんが、懇切丁寧に展示物の案内をしてくれました。
ひと息ついたあと、ブルーハワイのフロートで一服。
初台から電車だと新宿経由の大回りになるので帰りは山手通りを歩き。
成願寺を撮影したあと中野坂上宝仙寺も撮影したかったのですが、
途中で雨が降ってきたため撮影は断念。
中野坂上から都営大江戸線で帰りましたが、中井駅の地上に出たときはもう晴れていました。


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