『江戸散歩・東京散歩』

書泉グランデ三省堂芳林堂書店を探しても見つからなかったので、
とうとうAmazonから購入してしまいました。
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『江戸散歩・東京散歩』(成美堂出版)
実はこの本、昨年2月の発行当時に書店で目にとまり購入したのですが、
取引先の方に貸したら、引越しにまぎれて段ボール箱に埋もれてしまい、
戻ってくるアテもないので、やむなく再び購入に至ったのです。
これまで江戸の古地図散歩関連の本はいくつか出ていましたが、
バカに高かったり、ただ古地図が載っているだけだったりで、買う気になりませんでした。
この本のすごいところは見開きで江戸の古地図と現在の地図を対比しているところです。
たから江戸時代の海岸線と現在の埋め立て地の変化もひと目で分かり、
江戸散歩としては最適のバイブルといえるでしょう。
さらにすごいのは144ページのオールカラーで定価1470円
よほど部数を刷ったのでしょうか、製作コストを削減したのでしょうか。
この定価で製作してしまった版元と編プロには、さすがの僕も脱帽です。
クレジットを見るとかなりのスタッフが携わっており、
人海戦を使わないと作れないことは確かです。
惜しむらくは情報の詰め込みすぎ。史跡はともかく六本木ヒルズのグルメなどは、
まったく関係ないので必要なし。そういう情報は『ぴあ』や『るるぶ』で十分です。
でも、これ一件一件アポ取りしていたら、それはそれで凄いことですが。
新たに購入した本書はすでに3刷目となっていました。
普通なら一度買った本を二度も購入することなどないのですが、
今回この本を買ったのは理由があります。すでに再来年のNHK大河ドラマ篤姫』の
下調べをはじめているからです。お江戸といえど史跡は山ほどあり、
僕もあと10年で隠居するまで全部撮り終えることができるかどうかは疑問です。
大奥のことを改めて勉強しはじめるとこれが奥が深い(洒落ではありません)
とくに江戸は四季折々の姿がありますから、今から写真を押さえておかねばなりません。
めったに他所の本を誉めることのない僕ですが、
この情報量と定価の安さから断然おすすめします。
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