久々に競馬予想以外でこのぼろぐに戻って来ました。
毎年３回しか更新しませんが、地全協から４月１日付で抹消された
地方へ流れた元中央オープン馬のデータを更新しました。
こればかりはfacebookでなく、このぼろぐに記録として残しておかねばなりません。
誰かが期待しているというわけではありませんが。
まずは2016年１月１日〜３月31日までに抹消された馬を抹消日順に紹介します。
掲載基準は2011年10月20日の項を参照ください。
今回から牡馬（セン馬）を青、牝馬は赤で色分けします。
１月７日・エイシンゴージャス（兵庫／中央11戦５勝／地方２戦０勝／15年栗東Ｓ）
１月19日・ファイアーフロート（高知／中央20戦７勝／地方28戦９勝／10年京成杯AH・GIIIほか重賞５勝）
２月１日・ゲシュタルト（愛知／中央44戦２勝／地方２戦１勝／10年京都新聞杯・GII）
２月２日・マルカバッケン（大井／中央38戦７勝／地方２戦０勝／13年栗東Ｓ）
３月８日・エーシンエフダンズ（高知／中央41戦５勝／地方58戦４勝／10年オーシャンＳ・GIII２着ほか重賞２勝）
わずか３カ月の間に５頭も抹消されてしまいました。
エイシンゴージャスは牝馬なので繁殖に上がっているものと思われます。
他では緒戦を勝利しながら２戦目で故障して引退したゲシュタルトも
未確認情報ながら故郷の生産牧場へ帰ったという書き込みがありました。
しかし、高知で重賞５勝したファイアーフロートやマルカバッケン、
兵庫から福山や名古屋の重賞を勝ったエーシンエフダンズの消息は確認できませんでした。
また、年２回引き続き１年以上地方競馬の競走に出走しなかった場合、
馬主や厩舎からの届出がなければ、自動的に登録を抹消する制度にともない、
４月１日付で下記の４頭が抹消されました。
コンノート（浦和／中央15戦５勝／地方３戦０勝／12年関越Ｓ２着）
ロビンフット（浦和／中央32戦３勝／地方２戦０勝／10年いちょうＳ）
ヒラボクキング（大井／中央20戦６勝／地方２戦０勝／12年平安Ｓ・GIII）
キングストリート（金沢／中央39戦６勝／地方９戦１勝／11年洛陽Ｓ）
兵庫では昨年11月３日のＪＢＣスプリント後、急性心不全で死去した
タガノジンガロなどが依然退厩扱いになっていますが、
４頭の中ではやはり重賞ウイナーのヒラボクキングの功績が光ります。
引退名馬繁養展示事業の対象馬なのだから、資格を得る10歳となる来年まで生き永らえてほしいものです。
今回は残念ながら抹消馬の写真はありません。
すべての競走馬のその後を追跡することは到底不可能でありますが、ここで発表することによって
一人でも多くの方が元中央オープン馬という看板馬に関心をもち、
１頭でも多く、その後が確認できれば、編者としてこの上ない喜びです。
それでは本年10月１日付の抹消を追って秋にまたお会いしましょう！
