頼母子を楽しむ郡上（３月７日）

shugoro2015-03-09

３月７〜10日まで「青春18」を利用しながら郡上八幡へ帰省し、４日間で撮影したのは273枚。
といっても初日は悪天候もあって16枚しか撮っていませんが、
さすがにこの４日分の更新となるとスムーズには行きませんので、
日付もずれていきますが最後までお付き合い願います。
７日は今春「青春18」を初めて使う日となり、
案の定、ほぼ徹夜明けで中央線始発で郡上へ向かうことになりました。
それではまず「青春18」１回目となる行程から。

中野425→513高尾514→550大月553→641甲府646→813塩尻817→1013中津川1050→
1130多治見1205→1234美濃太田1311→1430郡上八幡

中野からいつもの中央本線乗り継ぎですが、
運悪くコロプラーと乗り合わせてしまいコロプラは楽しめませんでした。
中津川で岐阜県唯一の駅そば「根の上そば」を食し、
列車を1本落としても乗り継げるつもりだったのですが
土休日運休の列車と重なってしまい、太多線は１本遅れとなりました。
それでも長良川鉄道との接続が悪いので、長良川鉄道はいつもの列車に乗っています。
車内では郡上八幡の観光協会につとめる年配の女性と向かいになり、
華やかなりし国鉄時代の郡上八幡駅前の話を聞かせてもらいました。
葵の城到着は15時前。家到着後に雨が降ってきましたが
さっそく会費の支払いなどをすませ、少し買い物もしました。
とにかく行きは持っていく本が多かったので大変重かったのですが
帰りも結局は明宝ハムなどみやげを買ったのであまり大差ない斤量となりました。
今回は戻って仕事に専念せねばならない事情もあるので
郡上八幡は一泊のみで、あとは帰路で北陸本線の葬式鉄なのですが、
この日のメインは夜、ちびしじさんの『料理旅館清竜』で行われる頼母子です。
頼母子というのは古くは講として組織化され、金策の手段として用いられていたものですが、
まぁ、村でいう寄合のような形態です。
しかし、現在は金集めというよりは親しいグループで定期的に宴会するための催し。
『華』の常連客で行うマユミママさんが付けたフランス会も頼母子の一種です。
グループによっては金を出して順番にタダでご馳走するケースもあるようです。
まぁ、だから別に怪しい講ではなく、単なる宴会であり、楽しければそれでいいじゃん。
東京でも親しい馬友とアフターをやることも頼母子の一種。
かつては下板橋のまずいラーメン屋を救おうと常連さんたちで行う花見や忘年会もありましたが、
このまずいラーメン屋のマスターが初心を忘れて天狗になってしまい
常連客を失う羽目となり、とうとう閉店してしまった結末もありますが……。
ということでちびしじさんが迎えに来るまでは
睡眠不足を補う形でコタツで仮眠をとっていました。

19時にちびしじさんが迎えに来てくれ、宴会場の『料理旅館清竜』へ。
全部で12名ほどいたでしょうか。参加者もそのときによってまちまちですが、
一度お会いした方とも鉢合わせになり、やはり世間の狭さを感じました。
僕が到着時にはすでにかなり盛り上がっている様子で
グルメは左から前菜、ちびしじさんのお父さんが猟で獲った猪鹿肉の鍋、
猪鹿蝶ならぬ猪鹿（飛騨）牛の鉄板焼きなど
(ﾟДﾟ)ｳﾐｬｱｱｱｱｱ〜(ﾟДﾟ)ｳﾐｬｱｱｱｱｱ〜(ﾟДﾟ)ｳﾐｬｱｱｱｱｱ〜

さらに辛口でワインがどんどん進む鹿肉の自家燻製（写真左）(ﾟДﾟ)ｳﾐｬｱｱｱｱｱ〜
どでかく食べ甲斐のあるカンパチのかぶと煮（写真中央）(ﾟДﾟ)ｳﾐｬｱｱｱｱｱ〜
そして初喰の猪肝の竜田揚げ（写真右）は味が濃厚で(ﾟДﾟ)ｳﾐｬｱｱｱｱｱ〜
ワインやビールなどのアルコールも進みましたが、ちびしじさんが誕生日に
『華』のマユミママさんからいただいたという高級ウイスキーのタリスカー（冒頭写真）まで
みんなで飲んで、なんと一晩で１本開けてしまいました。
さすがに睡眠不足で途中眠気が襲ってきましたが
座敷だから遠慮なくひと寝入りして復活できるのも『料理旅館清竜』の魅力。
本来ならそのまま泊まって行きたかったのですが
翌日は始発から長良川鉄道に乗らなければならないため
帰りは代行の方に葵の城まで送ってもらい、コタツで即バタンキュ〜でした（つづく）。