トウカイトリック引退

shugoro2014-02-07

打ち合わせが五反田であったので、郵便局の振込みと
都知事選の期日前投票を済ませ、神保町で資料を購入したあと、
久々に五反田で喜多方ラーメンを食しました。
打ち合わせは夕方までかかり、ほとんど半日動き回りました。
明日からは取材に出かけるけど積雪が心配。咳も止まり切りません。


本題は冒頭写真(JRA提供)のトウカイトリック(牡12歳 栗東・野中厩舎)が、
2月8日(土)付けで競走馬登録を抹消するそうです。
ディープインパクトと同世代というのも驚きですが、
春の天皇賞8年連続出走など、長く走った典型的なステイヤー
通算成績は63戦9勝(うち海外2戦0勝)、
重賞は07年ダイヤモンドS(JpnIII)、10年阪神大賞典GII)、
12年ステイヤーズS(GII)の3つ。
とくに10歳で制覇したステイヤーズSが特筆でき、写真もそのときのものです。
鞍上はすでに引退している松永幹や芹沢が手綱をとっていたことにも歴史を感じさせます。
この馬、エルコンドルパサー産駒で、まぁ菊花賞を勝ったソングオブウインドもいるけど、
エルコンドルパサーステイヤー血統かといえばちょっとしっくり来ません。
ただ、トウカイトリックはバリバリのステイヤーで、
もう本当、長距離走が少ないなってしまった昨今、ほとんど3000m以上のレースばかり
照準を絞って出走してきました。これが使い詰めにならず長く走れたのかもしれません。
エルコンドルパサーならもう1頭ぐらい後継種牡馬が欲しいとは思うけど、
ステイヤーではどのみち馬産地で人気がないのでしょう。
引退後は京都競馬場誘導馬になる予定で、
それはそれでまたファンの前に姿を現してくれるのだからよいことだと思います。
とにかく長い間お疲れ様でした!


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