松坂城跡・桑名城跡

4月5〜9日で青春182冊目となる5日分を使い切りましたが、
今回の撮影が1802枚となり、ようやく初日の220枚の整理が終わりましたので、
遅ればせながら2冊目初日の様子をルポします。まずは行程から。( )は遅延時刻。


中野430→436新宿442→501品川510→621小田原622→645熱海649→918浜松922→
956豊橋1003→1058名古屋1105→1137四日市1207(1214)→(伊勢鉄道経由)→
1246(1308)松阪1445→(伊勢鉄道経由)→1536(1543)桑名1600→
三重交通バス)→1605本町1646(1651)→(三重交通バス)→
1651(1656)桑名1652(1701)→1740(1750)亀山1743(1751)→
1918加茂1928→2045大阪2115→2218姫路

今回の目的は中国地方のローカル線と城取材なので、
初日は品川始発の「のぞみ99号」を新横浜から乗り、
京都から「スーパーはくと」に乗り継いで若桜鉄道から制覇することも考えましたが、
片道で1万7000円以上かかってしまうのと、これだと帰りの予算が厳しくなるので、
行きは姫路泊とし、東海道本線の基本線でちんたらと乗り継いで名古屋へ。
初日は100名城の松坂城跡と三岐鉄道の一日乗車券で三岐線北勢線
乗りつぶすつもりでした。そのため三岐線伊勢治田から北勢線終着の阿下喜までは
ショートカットできる路線バスを利用するつもりでいたのです。
と・こ・ろ・が……前日からの春嵐の影響もあって、
強風で徐行運転となり、紀勢本線で到着が大幅に遅れる始末。
これだと当初の計画時刻では松坂城跡に行くことができなくなり、
その後の三岐鉄道の接続も危うくなるため、三岐鉄道は諦めて桑名城跡に変更します。
松阪到着が22分も遅れ、レンタサイクルで松坂城(写真左)へ向かい
計画の列車を1本落として松阪駅に戻ったのですが、
もうこの頃にはダイヤは正常に戻っていました。
続いて桑名で下車して桑名城跡へ。桑名城は駅から少し遠いのですが、
路線バスがあって助かりました。ただし、この路線バスも行きは僕独り、
帰りは2人という利用状況で、すでに減便が始まっていると同時に存続が危惧されます。
桑名城跡では本多忠勝(写真中央)と九華公園(写真右)を撮影。
しかし、松坂城で満開だった桜も、ここではまだ二分咲きで、
しかも雨が降ってきて撮影にはよい条件ではありませんでした。
桑名から名古屋に戻って東海道本線で向かうのもマンネリなので、
そのまま関西本線経由にしたのですが、亀山からのワンマン列車は、
1両編成で超満員。ここで初めて座れませんでしたが、加太で何とか座れました。
本当ならスタンプを押すため、姫路行き最終の午前1時まで使い、
漫画喫茶で3時間待機して翌日の始発ということも考えましたが、
さすがにもうそこまで若くなく、大阪で夕食をとったあと、
軟弱にも姫路へ直行し、2009年4月28日以来となる
駅前カプセルインハワイ2800円で旅装を解きました。
明日以降の基本計画を時刻表で練っていたため、眠りにつけたのは午前1時過ぎでしたが。

本日のグルメは松阪駅弁の特選牛肉弁当1260円(写真左・写真中央)です。
本当は立ち食いそば『汽笛亭』の肉うどん目当てだったのですが、
なんとこの日は定休日でまたも食い損ねました。本当に縁がありません。
特選牛肉弁当は既食済でしたが、駅弁にありつけないので購入。
製造元の『新竹』は、写真左のように駅弁のパッケージに工夫を凝らしています。
しかも2004年以降は産地選定基準が厳しくなったため、
松阪牛と表記できなくなったことも明記しています。
もちろん松阪牛でなくても、昔と変わらない味付けで(゚д゚)ウマーですが。
夕食は様変わりした大阪駅できつねうどん(写真右)とカレーセット680円に。
昔は立ち食いうどん店などがあったのですが、
新装の際に撤退してしまったのか、探しても見当たらず、案内所に聞いた店で食事をしました。
やはり昔ながらの立ち食いスタンドのあった駅のほうが、大阪らしくてよかったなー。
案内所では「もう駅弁は扱っていない」と云われましたが、
時刻表にはまだ「弁」のマークがついています。
大阪駅弁はどうなってしまったのか? 気になるところです(つづく)


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