与板日帰り旅行記1(8月23日・3日目)

青春183日目は、来年の大河ドラマ天地人』の取材を兼ねて、
新潟県長岡市与板町へ日帰りで行ってきました。結構待ち時間が多くなるため、
故宮脇俊三先生の文庫本を持っていったのですが、
どうも先生を意識した感じでメモ帳に記録を記しながら、
今回の旅の記録は俊三調に描いてみました。
ただし文章が長くなってしまうので何回かに分けて連載します。
おもしろくないと思いますが、お付き合いのほどを。まずは行程から。


東中野427→433代々木442→453池袋502→510赤羽524→654高崎710→812水上819→
1014長岡1030→(越後交通バス)→1107与板仲町……与板警察署前1501→(越後交通バス)→
1542長岡1604→1608北長岡1614→1618長岡1620→1625宮内1637→1833水上1836→
1929新前橋1930→1948伊勢崎2000→2006駒形2012→2031岩宿2047→2053国定2123→
2139前橋大島2208→2227高崎2233→004赤羽009→018池袋024→033新宿041→045東中野


ひと寝入りを1時間ほどしたあと出発する。
いつもはドタバタして駆け足になるのだが、随分時間に余裕ができた。
別の用事をすませることもできるが、時間がおして慌しくなるのも厭なので、
午前3時45分に家を出る。それにしても始発には早すぎる。
24時間営業の『富士そば』でかけそばを食しても時間が余ってしまった。
東中野駅で日付を押してもらい、ホームのベンチで座っていると、
始発帰りのカップルが楽しく会話している。
一本あとの4時32分でもよかったのだが、4時27分の東京行に乗り込んだ。
カップルは電車に乗らなかったということは、次の電車で千葉方面へ向かうのだろう。
山手線へは新宿で乗り換えればいいのだが、待ち時間を節約するため代々木で降りる。
これはいつもやっている芸当で、とくに寒い冬季は暖をとる時間がとれるし、
山手線も新宿で多少の乗客入れ替えがあるので座席を確保しやすい。
「花金」の影響であろうか、山手線の始発電車は案の定立席だったが、
新宿でなんとか席につくことができた。この先、池袋、赤羽と乗り換えが続く。
さすがにここまで乗車時間が短いと眠ってもいられない。
眠るのは赤羽からの高崎線になりそうだ。
池袋では上りのムーンライトえちごがやってくる。
そうかムーンライトえちごを利用すれば、
宿代わりにして大宮から始発に乗り換えることもできることに気づく。
指定席券がとれればの話だが、上りは下りに比べれば確保しやすいときく。
いつか実践してみようと思う。
赤羽では14分時間があるので改札を出て、少し歩いてみる。
これが冬場だと震えながら、風のないホーム下の通路で寒さをしのぐ人々を見かける。
高崎線は前後1・2両はセミクロスだが、中間はロングシート
しかし、座席は結構うまっており、眠るのに便利な端はとれなかった。
高崎では16分で上越線に乗り継ぎ。この始発は水上で長岡行に接続することもあって、
青春18」利用客は多い。本来ならダッシュで席を確保すべきところだが、
高崎でSLのラリースタンプを押して、駅弁を購入していてボックスシートを確保し損ねた。
この時間帯なら上州の朝がゆ350円が入手できるのだが、
これは以前撮影したので見送り。

購入した駅弁はおふくろの味おにぎり弁当350円焼豚チャーシュー弁当800円
高崎では乗り換えのたびに駅弁を購入してきたので、かなり食い尽くしてしまった感じだ。
駅弁は購入したらすぐ撮影に限る。持ち歩いているとどうしても駅弁の汁が垂れてくるし、
弁当が偏ってしまうこともあるからだ。
焼豚のほうは昼食にすることとし、おにぎり弁当を朝食にする。
ただし、車内での撮影は発車までに駅弁が撮影しきれなかったため、
高崎問屋町・井野とわずかな停車時間を利用してぶれないように撮る。
ようやく撮影し終わったのは新前橋。ここでようやく朝食にありついた。
撮影のためとはいえ、東中野でそばを食してから3時間しか経っていないのに
二度目の朝食となってしまった。つづく


【人気blogランキングへ】